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■「お姉ちゃんやお兄ちゃんはできるのに、どうしてできないの?」

私は4歳上の姉、1歳上の兄の、3人兄弟の末っ子として生まれました。
しっかり者の姉と兄に比べ、マイペースでのんびりしていた私を両親は心配したのでしょう。

「お姉ちゃんはできるのに、どうしてできないの」
「お兄ちゃんもできるんだから、あなたもできるでしょ」

小さい頃からそう言われて育ちました。


気がついた時には、自ら他人と自分を比較し、
「あの人はできるのに、私はできない」
と、自分にダメ出しをするようになっていました。
そして、周りもまた私と誰かを比べて批判しているんだろうと、
周りの目を人一倍気にするようにもなっていました。

「何をやってもダメな自分」「どうせ私にはできない。無理だ」

という思い込みを抱え、
自分のことが大嫌いで、自己肯定感の低いまま生きてきました。
就職もうまくいかず、しかも転職を繰り返す中で、
「このままではいけない!」と奮起し、
通関士を目指しますが、当時合格率7%という難関の資格に、
心の中では「どうせ無理だろうな」と思いながら勉強をしていました。
結果は、もちろん不合格。
ショックを受けるでもなく、「やっぱりな」と思う自分に
『諦め癖』がついていることを、その時にはっきりと自覚したのです。

 

■自信のない自分、子育てのプレッシャー

そんな自分のまま結婚し、出産。専業主婦となりました。
元々子ども好きということもあり、我が子はかわいくてかわいくて仕方ありませんでした。
このまま幸せな時間を過ごしながら子育てをしていくんだ、
という満たされた気持ちは、里帰りから自宅に戻った途端あっという間に幻想に変わり、
急に子育ての不安に襲われました。
夕方になると急激にさみしさや不安に駆られるようになり、
息子の頭を撫でながら
「ママね、けんちゃんのせいで泣いてるんじゃないよ。ただね、さみしくて不安なの・・・」
と語りかけながら涙をこぼす毎日でした。


子育ての不安。

それは、私の場合

「この子を私のように育ててはいけない」
「私のようにダメな人間にしてはいけない」

という圧倒的な自己否定からくるものでした。

「私がこの子を立派に育てなければいけない」

恐怖にも似た感情を背負いながら、子育てを続けました。
2年後には娘が生まれ、時期を同じくして息子のイヤイヤ期が始まり、
子育てへの不安はピークに達しました。


「こんな母親でごめんね。違うママのところに生まれてきたら良かったのにね」
と言って、子どもの前で泣いたのは一度や二度のことではありません。

■「自分の人生」に目を向ける転機!だけど、うまくいかない・・・

下の娘が1歳になり、少し余裕ができた頃、子育てコーチングをしている方の講演会を聴きに行きました。

「ママであることをキャリアに」
その言葉は、転職の多さのコンプレックスを抱えていた私の心に強烈なインパクトを与えました。

正社員でしか理想の収入を望めないと思っていた私にとって
「ママになったからこそ、できることがあるかもしれない」
という希望が生まれ、その子育てコーチング講座を受講することを決めました。

その講座では、
「自分の好きなもの、好きなこと」「日頃の口癖」「持っている思い込み」
を書いていくなど、
自分と向き合う時間がたくさんありました。
書き出したものを眺めているうちに、

【そこに良い・悪いはなく、ただそういう事実なだけ】

という認識に変わり、
自分の思考や言動をジャッジしているのは自分自身だったことに気づきました。

そこから自分を客観視できるようになり、
自分で自分をジャッジすることが減り、気づけば子どもをジャッジすることも少なくなっていました。
そのおかげで、子育ての不安がかなり解消されました。


講座がすべて終わる頃には
「ママになっても、自分の人生を生きていいんだ」
と、目の前がぱっと明るくなった感じがしました。


このまま子育てコーチングの勉強を続け、トレーナーとなり、
講座を開催することを目標としていましたが、
母が脳梗塞を患い、トレーナーになることを断念。
その1年後にパートで近所の食堂に勤めにいくことにしました。


その頃の私は、夫が自営業で元請け会社の倒産も経験していたことから、
自分もきちんと稼げるようになりたい、と思うようになっていました。
自分でも何かできることを・・・と考えていたときに出会ったのが、
教育系のインストラクターでした。

「自宅で遊ぶように勉強をする」という
子どもの勉強法に対する考え方に共感し、
インストラクターになることを決意し、講座を受講。
そして、インストラクターになりました。

講座を順調に開講して、これで経済的不安から解放される・・・と思っていたのですが、
次第に今までやったことのない集客の不安、
「自分の講座に来たいと思う人がいるのだろうか」という自信の無さ、
早く売り上げを上げて経済的不安を無くしたいという焦りから、
どんどん疲弊していきました。

ただ稼ぎたかっただけなのか、勉強法の良さを伝えたいのか、
自分が何のためにインストラクターをやっているのか、
それさえも見失ってしまう状態でした。


高い受講料を払ってインストラクターになったのに・・・。
結局「ダメな自分」のまま。
やっぱり、私にはできないんだ・・・
と、今まで生きてきた人生のシナリオを変えることができない自分に
心底嫌気が差していました。

 

■学びの中で気づいた「自分らしく生きること」

それでもなんとか教育系のインストラクターの活動を軌道に乗せたいと思い、
今度は女性起業家の方が開催する起業塾に通い、
同時期にファッションコンサルティングを受けました。

起業塾では、様々な業種で起業している仲間がいて、
宙ぶらりんな私は引け目を感じるほどでしたが、
みんなそれぞれの悩みがあると知り、
自然と私も自分の不安や気持ちの揺らぎを話すことができました。

否定されることなく聞いてもらえる環境に、今まで見ない振りをしてきた
「教育系のインストラクターは、本当にやりたいことなんだろうか・・・」
という思いに向き合うことができました。


また、ファッションコンサルティングも、
その時揺らいでいた私の背中を押してくれる大きなきっかけになりました。
最初は、インストラクターとしてちゃんと見える服装をしたい、
いわば、自分を良く見せたい、という理由で受けたコンサルティングでした。
同行ショッピングの際、自分では絶対に選ばないエスニック調の服を
「すごく似合うと思うから、試着してみて」と勧められ、
せっかくだし試着するだけなら・・・と軽い気持ちで着てみました。

 


鏡に映った自分を見た瞬間に、ものすごく心が高揚し、
自分に似合う服を着るとこんなにも心が踊るものなのか、と驚くほどでした。

「どうして周りの目ばかりを気にしていたんだろう。
自分のままでいることでこんなに自分自身が喜ぶのに」

その服は、そう私に教えてくれたのだと思います。


起業塾とファッションコンサルティングが相乗効果となり、
「自分らしく生きること」の大切さを身にしみて実感しました。
そして、自分が「こんな勉強法もあるよ」とは伝えたいけれど、
実際に講座をやりたいわけではなかったことが分かり、
この気持ちではインストラクターを続けられないな、
と教育系のインストラクターを辞める決断をしました。


決断してからは、重くのしかかっていた荷物を下ろしたかのように、
とても軽やかにすっきりとした気持ちで過ごすことができました。
周りの目ばかりを気にしていた私が、自分の在り方にシフトしたことで、
自分らしく生きられる喜びを感じ、自分をやっと肯定することができたのです


今までのような「またダメだった。できなかった」
という劣等感はそれほど感じていなくて、
自分はこれじゃなかったんだ、
という捉え方をするようになっていました。

 

 

■どうしても拭えない不安、そして「何かをやりたい」気持ち

しばらくは穏やかな気持ちで過ごしていたものの、
自分の中に燻っている何かをやりたい気持ち、
そして、パートの収入だけでは厳しいという経済的な不安が
だんだんと頭をもたげてくるようになりました。


ただ時間だけが過ぎてしまうことに焦りを感じ、
そのときに
「自分で何とかしようとしても限界がある。
結果が出る環境に身を置くことが大事。
ここなら絶対に結果がでるから」
と声をかけてくれた方の言葉に、
「この環境なら、自分にも結果が出せるかもしれない。今度こそ経済的不安を解消しよう」
と思い、あまり興味のなかった業種で一緒にビジネスをやることにしました。

しかし、蓋を開けてみればそこも「とにかく動け」「やってから言え」という環境。
セミナーがあるから、と言われても遠方ばかりで子どもを長時間預けてまで参加する覚悟もなく、
商品に対しての思い入れもないのにセールスをすることへの違和感で動くこともできず、
最終的には上司と音信不通となり、
一体私は何がしたかったんだろう・・・という虚しい気持ちだけが残りました。
あまり感じなくなっていた「ダメな自分」という感情が一気に押し寄せてきました。

やっぱり、自分には“普通”の生活しかできないのかな、
とパートのシフトを増やして普段の生活に戻ろうとしました。
確かに、働けばその分だけ時給という形で確実にお給料をもらえる。
子どもがもっと成長して、働ける時間が増えれば今より収入も良くなる。
だけど、そんな人生に自分が満足してしまうのか、本当にそれでいいの?
と疑問に思う日々。
どうしても「何か自分にできること」という想いは消えることはありませんでした。

 

 

■トゥインクルスター養成講座受講を決意!

「情熱の源泉」

以前にメンタリングカードを受講していたこともあり、
この言葉がずっと頭の隅に残っていました。
私の情熱の源泉は何だろう。
それが分からないと、きっと何をやってもうまくいかないんだろう、
ということは、これまでの経験で明白でした。

そんな悶々とした気持ちを察してくれたかのように、
堀部講師からトゥインクルスター養成講座の説明会のお誘いを受けました。
実は、一度すでに参加していて、
そのときは受講料を払うこと、結果を出す自信がないことを理由にお断りをしていました。
自分の情熱の源泉が知りたい、という思いで、再度説明会に参加。
LMC協会に魅力は感じるけれど、
経済的不安、「これでまた結果が出せなかったら・・・」という自信のなさを払拭できず、
受講するかどうか、ものすごく悩みました。

その悩みを正直に堀部講師に伝えたところ、
最終的にどうするかの決定権は私に委ねた上で、
私を活かして、支えていく環境がLMC協会にはあること、
そして
「えみちゃんなら大丈夫だから!」
と力強いメッセージをくれたのです。

そのメッセージに
「私以上に、私のことを信じてくれる人がいる」
と感じ、涙がでるほど嬉しく思いました。

今の自分の置かれた状況を無視したら、自分はどうしたいのだろう・・・と自問したとき、
「自分の人生を諦めたくない」という強い想いが沸いてきたのです。
「何の不安も障害もなければ、絶対今すぐ受講するのにな」と思ったら、
「もうやったらいいじゃん!」
という結論になり、

「結果が出る出ないは、やる前から考えても仕方ない。
それよりこれからの自分の人生をライフミッションを知らないままでは生きられない。
やらずに後悔するよりも、とにかくやってみて、そこからまたリスタートすればいい!」
と2018年の大晦日にトゥインクルスター養成講座を受講する!と決めました。

 

 

■ついに見つけた私のライフミッション。そして私の願い

講座を受講し始めてしばらくは、
あまりにも自分の過去を思い出せない状態に
「本当に自分のライフミッションが見つかるだろうか・・・」
と不安になったりもしました。
そんな時でも「絶対に見つかるから大丈夫」と信じてくれる堀部講師、
いつも安心安全ポジティブな場で時間を共有し、励まし合い、刺激をもらっている仲間のおかげで、
諦めることなくモチベーションを維持することができました。
そして、講座中に仲間のライフミッションストーリーを聞いたり、
フィードバックをもらえたことで、
どんどんと自分の奥底にあった想いが引き出されてきました。

 


そして、自分の中にあるライフミッションをとうとう見つけたのです。


私の一番強い想いは、
「何よりも、自分を好きでいてほしい」
ということ。


私自身、自分のことが大嫌いで
「こんな自分が幸せになれるはずがない」
と、人生に絶望していました。
けれど、周りの目を気にするよりも自分らしく生きることの大切さに気づいたことで、
今では自分を好きだと言えるようになり、
自分の人生を創造しようと挑戦するまでに至りました。

そんな私のライフミッションは、

【自分のことが大好き!と心から思えて、自分の価値観を大切にしながら幸せに生きる人を増やす!!】

ことです。

 

派遣社員で何のキャリアもなく、起業を考えては何度も失敗をし、
何も無い状態でトゥインクルスター養成講座を受講し始めたのは40歳。
その時、私は時給850円のパート主婦でした。
私が自分のライフミッションを体現することで、
自分のキャリアや過去の失敗、はたまた年齢など、そういった要因に関係なく、
理想の人生を生きていける、幸せに生きることができるんだと、
誰かの希望になり、自分の人生を諦めずに生きる人が増えてほしいと願っています。

 

諦めなければ、必ず道は拓ける!

私はそう信じています。
【何があっても諦めない理由=ライフミッション】
を胸に、自分の人生を自分の足でしっかり歩んでいきます。

 

私をおすすめする3つの理由

このようなお悩みはありませんか?

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