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自分らしさがわからない子ども時代

私のつい最近までの人生の目標は

「無難に生きて、無難な最期を迎えること」

でした。


私は弟と2人姉弟でした。
私が叱られてできなかったことを
弟が叱られずにやっている姿を見て私は
親から自分は弟より愛されていないと感じていました。


「お姉ちゃんだから我慢しなさい。
お姉ちゃんだから譲ってあげなさい。」

そんな言葉が大嫌いでした。


そんな風に感じながら過ごしていたこともあり、私は
物心ついたときから他人の目を気にして生きてきたように思います。


〝本当はAがいいけれど、Bを選んだほうがみんな喜ぶかな″
〝あの人は私のことを○○と思っているかもしれない″
など

自分がどうしたいかよりも、
自分が我慢することで人が喜んでくれるからこれでいい、
私が何かしたからあの人は機嫌が悪いんだ
自分が原因と思い込んでは悩む日々でした。


お友達といても自分の本音を出すことはなく、無難な返答ばかり。
嫌われたくない、失敗する自分・ダサい自分を出したくない。
そんな風にして自分をあまり出すことはなくいつも繕っていたように思います。

私は、いつしか、本当の自分がわからなくなっていました。

外では自然に良い子になろうとする自分
(本当の自分ではなかったためうまく良い子になりきることはできずにいたと思いますが・・)。

帰宅すると、ドッと疲れて起き上がれなくなることもしばしば。




社会人1年目の挫折

私は自分らしさがわからないまま、大人になり看護師として社会人になりました。

看護師の仕事はやりがいがあるし、患者さんから「ありがとう」がもらえる。

だけどなぜかいつも私の心は満たされない。

本音を言ったり、弱音を吐くことがなかなかできず、
失敗してしまう自分を出してはいけない気がして、ミスをしても
本当は自分を責め否定していましたが外では平気な顔をしていました。

当時の師長からは
「あんたをどう育てていっていいかわからない」
そんな風に言われ、

挨拶をしても無視、私が何か発言すると白い目で見られるようになり、
反省し行動を改めようとしても師長の行動は周囲が心配するほどになっていきました。

過酷な勤務と師長との関係に苦しんだ私は次第に
うつ状態になり、退職することとなりました。


この時、お付き合いしていた男性がいました。
彼はいつも私にたくさんの愛を与え、私のことをいつでも全力で応援してくれていました。

ごく一部の友人と彼にだけは自分の本音を出し、
心からつながれていたように感じていました。

うつ状態になり仕事に行けなくなった日も
「大丈夫、看護部長のところへ一緒についていくよ。今日は仕事も休むことにする。
もし退職しても僕の給料があるからそれで生活していこう。心配するな。」
そんなことを言ってくれる、頼もしい方でした。

いつも、私の気持ちを大切にしてくれる、心から大切な存在でした。

しかし私はその町に住むことが苦しくて、実家に帰ることにしました。


円満な退職ではなかったため、
同期が複数人住んでいるアパートでは退職した事情を訊かれることも苦しくて、
これ以上ここに住めないと感じていたからです。

また、身内もおらず、土地柄的にもなじめなかった
(方言をきつく感じてしまったり、誰かに弱音を吐いても
その人を疲れさせるだけで、何も解決しないと思っていました)
のもありました。


両親からも
「結花を外に出したことが間違いだった。
一人暮らしさせていたらこんな風になってしまった。もう一人ではおいておけん」
と言われ、私にはその場にとどまる選択がありませんでした。


これは彼との別れを意味するものでもありました。


住んでいた街は私の実家とは距離が遠く、
彼はいずれ実家(私の実家から離れている県)へ帰らないといけない。

ずっと目標にしていた高校で教員の仕事をすることが彼の夢でした。

たくさんの愛を与えてくれた彼には
これ以上迷惑をかけたくない。

実家へ帰ると決意したとき彼は
自分も退職し私の実家の近くで教員試験を受けてくれると話してくれましたが、
彼がずっと追いかけていた夢を私のせいで潰してしまうことだけは許せず、
私は彼との別れを選ぶことにしました
(彼がここで働きたいといっていた高校は
私がこれ以上ここにいられないと感じた街にありました)。


私が実家に帰ったのは、
自分の精神状態のこともありましたが、
弟が社会人になり実家から出ており「帰るつもりはない」という言葉があったのもありました。


私は自分の中でのけじめをつけるために、彼と別れる理由を考えました。

「両親にとって子どもは私と弟しかいない。
だけど、彼を幸せに出来る人は私じゃなくてもきっとほかに誰かいる」と。

本当は
大好きでいつまでも一緒にいたかった存在でしたが、
私はそんな風に気持ちに区切りをつけ、彼と別れることを選択しました。

私が彼との関係を突き通すことは実家の両親を見捨てることになる気がして、
親を捨ててまで彼とのことを続けていくことに対して、後悔するのではないかという気持ちが捨てきれませんでした。


その後の私は、何もなくなったように
ぽっかりと心に穴が開いてしまったように感じていました。

大切な人から自ら離れた私はもう何もないと感じていました。

実家に帰っても特別仲が良い友人がいるわけではなく、
誰かに自分の気持ちを話すことはありませんでした。

同級生が集まる会に参加したときに「今どうしている?」と尋ねられ、
思い切って現状を話してみると
「ごめん、鬱の人のきもちとかよくわかんない」
と言われ、それを機に私から離れていく同級生もいました。

やっぱり私は誰からも受け止めてもらえない
と改めて突きつけられた気持ちでいました。


また、朝なかなか起きられず一日中だらだらしている姿に親から
規則正しい生活をすることが大事だと言われ、動けない自分はダメな自分と言われているような気持ちなり、
自分の気持ち伝えることで更にダメ出しをされるような気がして心の内を話せずにいました。

〝やっぱり私ってだめな人間なんだ。どこへいっても、何をしても上手くこなせない。
こんな人生もう終わってほしい。彼を失ってしまったし、ありのままの私を受け止めてくれる人はもういない。
こんな自分が大嫌い。私が生きている以上は私と付き合っていかないといけない。
自分の人生なんてどうでもいい。こんな人生、いつ終わってもいい。″

私は半年間布団の中で声を殺してなく日々を過ごしていました。
そんな私を救ってくれたのは高校時代の友人の存在でした。


自分の存在価値を認める為にした過ち

高校時代はさほど仲が良いまではなかったのですが、
繕う自分が出来なくなっていた私は同じ医療職をしており、
状況を理解してくれる彼女に自分のことを開示しました。


職場で起こったこと。

大切な彼との別れ。

退職時に仲が良かった友人から「意外と元気そうでよかった」と
表面的な部分で判断され、理解してもらえなくて傷ついたこと。


彼女は否定することなく、私を温かく受け止めてくれました。

私はそこから徐々に元気を取り戻していきました。



その後、新しい職場に就職しました。

しかし、私は今までと同様、繕う自分を捨てることが出来ずにいました。

その職場では常に誰かが誰かの噂や陰口を言っている、そんな職場でした。
親切そうに「相談にのるよ。」という言葉をかけてくれる先輩を信じて
内緒にしておいてほしいと相談したことも翌日に全て筒抜けになっていることもありました。


職場で自分を繕うことで極力目立たないようにすることを心がけていましたが、
「あんたは生意気なのよ。もっと謙虚になりなさい」
と先輩から言われ、益々自分の意見を言わずお伺いを立てる自分になっていきました。

何かをするときにも
「すみません。」で始まり、

何かを終えるときも
「すみませんでした」で終わる会話。

波風を立てたくない私は無難に過ごそうとしていました。


私は、自分の存在を認めることが出来ませんでした。

うまくいかないのは自分に全て原因があるからなのではないか。
もう自分自身を信じられない状況になっていました。


私は次第に心の安定、寂しさを埋めるため
自分の存在価値を認めてくれる人を探すようになっていきました。

本当は好きでもないけれど自分に好意を抱いてくれる男性とお付き合いしたり、
家庭のある男性に言い寄られ、断り切れず関係を持ってしまったこともありました。


強い罪悪感そうでもしないと自分の存在を認めてもらえない気がして、
自分を必要としてくれる人をすべて受け入れる自分になっていきました。


実家に住んでいたため、母から
お付き合いする男性のことで否定をされることも多く、
自分を受け入れてくれる人の傍にいないと自分を保てない状況と
私の心の奥の寂しさを理解してもらえないと感じていた私は
親の忠告を鬱陶しく思い、実家を出たいと思うようになりました。


しかし、私を実家から出すことは両親が許してくれることはありませんでした。

 

理想の夫婦像と現実の夫婦関係

早く親から認めてもらい、罪悪感から解放されて
互いに心から大切にしあえる人を見つけたい。

そんな気持ちで婚活をし、夫と結婚することになりました。


私が夫を選んだ理由は、
誰かの意見に流されることなく、自分をしっかりもっており、
この人であれば何か困難にぶつかったときにも一緒に乗り越えていけそう。

人の顔色ばかり窺い自分の軸がない私にとっては、そんな夫と一緒にいることで
自己成長にもつながるのではと感じていたからです。

両親も彼の職業とぶれない真っすぐな姿に結婚を許してくれたのだと思います。


この結婚により人生が変わると思い込んでいた私は舞い上がっていました。

しかし夫と生活していくうちにその気持ちを打ち砕かれることになりました。

常に自分軸で生きている夫の行動に自己中心的であると感じるようになっていったのです。

私が話を聴いて欲しくて話かけても
「ふーん」
「で、なにが言いたいわけ?」
「結花ちゃんはどうしたいの?」
とお決まりの返答。

ただ楽しくたわいもない話がしたかった私は
そんな夫の態度に私を理解しようとしてくれない、わかってもらえないと感じ
とても寂しく惨めな気持ちでいました。


そんな状態でも周囲に関係が上手くいってないと知られたくないと、
自分の感じている違和感に蓋をして誰にも相談せずに過ごしてきました。

しかし、二人目を出産後、その我慢もついに限界を迎えました。


自分の理想の夫婦像とかけ離れた現実。離婚という言葉が頭をよぎりました。

しかし、私は離婚の選択をすることができませんでした。


夫は子どもたちのことは大切にしてくれるため、
私の気持ちだけで子どもたちから父親を奪うことをしてはいけない。
自分一人の稼ぎでは子どもたちに不自由させるし寂しい思いもさせてしまう。

その日から私は『20年計画』を考えるようになりました。


この20年計画とは、
子どもたちが成人し、巣立っていった時点で離婚をする、というものでした。

看護師の仕事はやりたいわけではないけれど
ほかにキャリアがあるわけでもないし、
手っ取り早くお金を稼いでいくためには続けていかなければならない。

私にはそれしかないのだから。

そう自分に言い聞かせ、心を無にして生きていくことで苦痛を極力感じないように過ごそうと思いました。

 

 

出逢い。そして、本当の自分とは・・?

悶々とした日々を送る中で、LMC協会との出会いがありました。

セッションを受ける中で最初は
心を開いている友人以外の他人に自分の考えを言語化することに対して恐怖がありました。
私は今まで誰かの陰口に怯え、否定もジャッジもない場に出会ったことがなかったからです。

自分の生き方について、そんなに熱くなったことはないし、
どうしたいか聞かれても「私の意見は周りのアドバイスを聞きその中で良さそうなものを選ぶこと」が
自分の選択と思っていたため、本当の自分の気持ちに向き合う作業はとても困惑しました。

しかし、どんな自分でも否定もジャッジもされない空間で心を解放することで、
次第に、ここは温かい場所と思えるようになり、少しずつ自分の気持ちを話してみようという気持ちになれました。

自分と向き合う中で
〝このまま20年先も同じだなんて絶対に嫌。現状をなんとか変えたい。″と考えるようになりました。


そして、自己肯定感を高める講座と継続セッションを受け、自分が
過去どれだけ傷ついていたか気付くことが出来、安心できる場で
自分の過去の辛かった体験を話すことで私はたくさん泣き、たくさん励まされ、救われました。

そして、自分の心の穴が少しずつ埋まっていくのを体感しました。

自分の軸をしっかり持ち、他人から意見を言われてブレてしまう自分は卒業したい。
自分が心から喜びを感じながら誰かのために自分が出来ることは何かを見つけたい。

次第にそんな気持ちを抱くようになり、新たにトゥインクルスター養成講座を受講することを決意しました。

 

内側の自分の気持ちに気付いた先の変化

トゥインクルスター養成講座受講後に変化したことがあります。

自分の気持ちをありのままに言語化できるようになり、
他人と話してもモヤモヤすることがなくなりました。

夫に対しては
ずっと夫が理解してくれないと感じて寂しさを感じていましたが、
実は言語化がうまくできない私の言葉を理解しようと質問してくれていたことに気付くことができました。

私は自分のことがわからないため、無意識のうちに
満たされない心を夫に満たしてもらおうとしていたように思います。

今では自分の心を自分で満たせるようになり、最近では
夫婦で前向きな会話ができるようになりました。

お互いにどんなことを考えているのか、
どんなふうに感じているのかも共有できるようになってきています。

両親には、これからは自分の人生を自分の足で歩みたいから助言ではなく、
見守ってほしい
とリクエストでき、今では本音を話せる関係になりました。

私は子どもの頃から自分の気持ちを表現することを避けていたら
本当の気持ちがわからなくなっていました。

どうしたいかが自分でもわからず、誰かに言われたことや
誰かがうまくこなしていることで自分ができそうなことを選択する人生を歩んできました。

自分の気持ちを具体化しないことで人生の選択肢を自ら狭めていたように思います。

 

後悔のない人生を送るために・・。

私のビジョンは

人生に希望を持ち日々を心から楽しめる人であふれる社会を作ること。

 

私のミッションは

ありのままの自分に丸をつけられて人生を自らリードできる人を増やすことです。


私は、かつての自分のように自分に〇をつけられず、自分を蔑ろにすることで
自分の存在を認めようとしている人に伝えていきたい。

自分の心と向き合う勇気を持ち、自分のことを大切にしてほしい。
そうしていくと、見える世界も感じ方も変わってくるよ、と。

 

たくさん傷つき苦しい体験をしたけれど、
それはいつか自分の肥やしとなり、生きる糧になっていると感じる日が必ずくるから、

自分の人生をどうか諦めないで。

苦しいときこそ、変化できるタイミングなんだということを。

私は自分の人生に希望を持てずに子どもが巣立ったらいつ死んでもいいと思っていました。
そんな風に感じて過ごしていた日々から一年足らずで自分の人生に希望を持てるようになり、
今では自分を大切にしながら誰かのサポートをしたいと全力で思えるようにまでなりました。

私が救われた
安心安全ポジティブな場を用意して、変わりたい、
現状を変えたいと思っている人を全力でサポートしていきたいと考えています。

クライアントの方が
本当の自分の気持ちと向き合い、安心してありのままの自分を表現できるよう、温かい空間用意して待っています。

これからの出会いに感謝しながら私らしく自分の人生を楽しみ、
時に誰かの勇気や希望となれるようビジョンに向かって進んでいきたいと思います。

 

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