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両親に認められたかった私

とにかくいい子だった幼少期

小さい頃の私はおとなしく手がかからなかったそうです。

2歳の時、弟が生まれるとさらに甘えるのを我慢するようになり、親の心が痛いくらいだったと母から聞きました。
小学校でも中学校でも学級委員や生徒会をしたり、部活も全力でがんばって、成績もよく、反抗期もありませんでした。

大好きなお母さんに褒められたい!そんな気持ちが大きかった気がします。

中学生のときの事件簿

そんな私にも夢がありました。歌や、演劇が好きだった私は、中学生の時、ある芸能事務所のオーディションに応募しました!
そして事件は起きました。

「何考えてるの!いい加減にしなさいよ!」

オーディションに応募した私を母はただただ激怒したのです。
その次の朝、夜勤から帰った父が私に言いました。

「昨日の夜、おまえが何考えとるか分からんって泣きながら会社に電話かかってきたぞ。お母さんを泣かせたらあかんぞ。」

私は夜中に父の会社に電話させるほど母を悲しませてしまった。私のせいで母が泣いた。。。

大好きな母を泣かせてしまった私の心はズタズタでした。

そして、母を悲しませてはいけない。もう私のせいで母を泣かせない。と心に誓ったのです。そう誓った私は、いい子でいることを心がけました。

親からの期待に答えられない罪悪感。。。

しかし、高校受験、大学受験、両親からの、特に母からの期待をかけられ、たくさんの教材、塾、家庭教師、更には集中力を上げるため。
と、瞑想のためのカセットテープを与えられました。

が、結果を出せない私は、努力を嫌うようになり、母と父が求める私になれない私は、私はだめな子だ。こんなだめな子は家にいたらだめだ。
と、母と父からの愛を受け取れなくなり、高校卒業後は実家から逃げるように家からは通えない、名古屋の短大へ行きました。

実家から離れていても、卒業後実家に帰り就職しても、大好きな海外へ留学しても、英語ができるようになって帰ってきて、大手企業に就職しても、いつも今私がしていることは大丈夫だろうか。両親はどう思っているだろうか。満足しているだろうか。とビクビクしながら過ごしていました。

何を決めるにも、選択するにも両親の機嫌を伺い、そこに私の気持ちはありませんでした。
それは両親だけに及ばず、私の生活の癖となり、会社でも、恋愛でも常に周りの状況を伺い、八方美人でいる私は自己肯定感が低く、常に疲れていました。

29歳のとき主人と出会い、結婚し、そして妊娠し、出産。幸せな日々を送っていました。
ここでも母の言葉が響きます。「今が一番幸せでしょ」と言われたのです。
その言葉がとてもうれしかったことを鮮明に覚えています。
やっと、母親に認めてもらえた。そんな感覚でした。

出産後の精神崩壊

出産から1年後、いよいよ仕事を!というころから私の心は崩れていきました。

今思うと、出産後から私のホルモンバランスは崩れまくりだったと思います。

仕事は自由が利く在宅の仕事を選びましたが、相手がいない、終わりがない仕事は過酷で、私にはあいませんでした。

こもってばかりいてはいけないと、ヨガ教室、ジム、児童館に行ったり、ママ友とランチをしたり、子供を保育園にあずけたりしました。

でも、子供を保育園にあずけても、仕事をこなせない、家計が助かるほど稼げない、週2で開いていた英語授業の準備もままならない。
息子を主人に預けるたびに感じた罪悪感。すべてが嫌になり、何も手がつかなくなり、どこへも行きたくなくなり、子供を保育園に送っていくのがやっとでした。この頃、隣の芝生がとってもとっても青く見え、友達やSNSからも遠ざかりました。

そして、パートナーシップの崩壊

とにかく近くにいた主人を責めました。
片づけができない。家事を手伝ってくれない。仕事の愚痴ばかり言う。
それを聞くだけができず、主人を攻めてしまう自分。セックスレスで主人の誘いを必死に断る自分。

まわりはどんどん二人目ができていく中、私たちは二人目を授かれないこと。
イライラが止まらず、お皿も割れました。
家庭の中は完全に崩壊に向かっていました。

主人もすごくイライラしていて感情も不安定で、そんな主人がおかしいと決めつけ、カウンセリングを受けてもらったこともあったり。
とにかく何が何だかわかりませんでした。誰に何を話していいかわからなくて、実家に逃げたくても、母に、「今が一番幸せでしょ」と言われた私は、こんなボロボロな自分を見せることなんてできず、実家にも行けず、友達に合えば、旦那のぐちばかり言ってしまう自分が嫌で、行く場所がありませんでした。

私の主人は外国人です。海外から何も知らない、言葉もわからない国、日本へ私と一緒になるために来てくれた旦那をサポートできない自分。
嫌いなわけじゃないのにあんなに好きだった旦那を大切にできない自分のことも大嫌いで、苦しくて、苦しくて仕方なかったです。

3歳の子供も巻き込んでしまった。。

ある日の主人との大喧嘩で、私が部屋に閉じこもると、たった3歳の息子が画用紙と、ハートのスタンプを持ってきて、画用紙にハートのはんこをたくさん押し始めました。

そして、私が落ち着いたのをみると、「ほら、これがママへのハート。アイラブユーだよ。」といって、一つだけ、ハートの判子をおし、そして、「パパにごめんねできる?」と言ってきました。

息子にこんなことをさせて、なんとかせねば。と思いましたが、もう自分ではどうしようもなく、自分はおかしくなってしまったんだと思い、つらくて、もう、今日、死んでもいい。とも思いました。

ある朝、子供を保育園に送って家に戻り、駐車場に車を停めた瞬間、涙が止まりませんでした。
理由も何もないのに。ただただ涙があふれ、これはダメだと、すぐに病院へ行きました。それから薬を飲む日々が始まりました。

親に自分の状態を打ち明けますが、「なんでそんなふうになってまうんや」と言われ、心配されるどころか責められた気しかせず、両親が誇りに思う自分になれない私は両親や兄弟、友達とも距離を置くようになりました。

ライフミッションコーチ協会との出会い

そんなとき、親友の寺本奈美江講師が、LMCの内面ホリホリ体験セッションをしてくれました。
それは『自分の気持ちに気づくカード』を使ったセッションでした。

そして『安心・安全・ポジティブな場』という、何を言っても受け止めてもらえ、誰からも批判されない環境がありました。
カードを引くたびに出会う良質な質問と、『安心・安全・ポジティブな場』で、『私』の気持ちを、『私』の言葉で言うことができました。
カードの質問に答えれば答えるほど、『内面ホリホリ』という名の通り、どんどん自分の気持ちを吐き出すことができました。

中学生の時、母を泣かせてしまったショックな経験により、自分より相手がハッピーかを考えて生きてきたその癖から、人が自分のことをどう思うかを気にしすぎるがあまり、挑戦することを恐れ、数々の『やりたい』から逃げてきたことに気が付きました。それによって自分を苦しめ、たくさんのチャンスも逃してきました。それと同時に今までの経験はすべて財産ということも学びました。自分が弱みと思い苦しんできたことも強みになります。

例えば私は人のことを気にしすぎるがあまり、周りのことがよく見え、声掛けが上手です。
いつも母の期待に応えようと苦しんだ私は、上司の期待以上の仕事ができるようです。
自分の弱みを強みと受け止めれたとき、今まで十分頑張りすぎるほど頑張ってきたんだ。と、ありのままの自分を受け入れることができました。

そして、主人に対して優しくなれなかったのは、両親に認められたかったから。
私にとって両親は完璧だったので、両親のようになれば、幸せがあると思っていました。

しかし、主人はうちの父親ではない。私も私の母親ではない。私達は私達の幸せがあればいい。

そして両親に対して罪悪感を持っていたのは、両親のことが嫌なのではなく、彼らのことが好きすぎるがあまり、心配をかけたくなくて、頑張っていたんだ。ということに気づいた私は、愛で包まれる感覚になり、それまで抱えていた想いがとても軽くなりました。

私のように人がどう思うかを気にしすぎる人はたくさんいると思います。
他人のことばかり気にして、自分の弱みばかり気になって、それで私は幸せなのか?私にとっての幸せは何?誰が私を幸せにできる?

『I love you』をテーマに生きてきた私は、自分も人から満たされることを求め、苦しんでいましたが、自分が自分の愛で満たされていないのに、人を愛で満たすことはできないと、LMCで学びました。

そして今、私は自分を理解し、『I love me』になることで、パートナーや家族との関係もよくなり、自分の言葉で自分がどうしたいかを伝えれるようになり、自分の幸せで生きれるようになりました。

私がLMCに出会い、真っ暗な井戸の底から救い上げてもらったように、次は私がライフミッションサポーターとして『安心・安全・ポジティブな場』をつくり、

『個々の強みを発掘して、自分の幸せを見つけ、ありのままの自分を大好きになり、自分の気持ち、自分の言葉で生きる人を増やすこと。そして個々の可能性を全力で応援する』

を私のライフミッションとして活動していきます。

もしあなたが今、以前の私のように、パートナーや両親、家族、友達、社会の「幸せ」で生きていて、自分の「幸せ」が分からなくなってしまって困っていたら、あなたの「幸せ」に気づき、自分を理解することで、自身のことを愛おしく思えるという感動の癒しを私と一緒に体験しませんか?

私をおすすめする3つの理由

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