両親は共働きで4つ歳が離れた妹がいます。
甘え方がわからない私と正反対に甘え上手な妹を羨ましく感じていました。
私はあまり笑わず、性格も几帳面で曲がったことが嫌いな子でした。
友人と思うように仲良くできず、小学校3年生になると、担任の先生に職員室に呼び出されることが増えました。
好きな子ができても、髪の毛を引っ張ったり、上下関係を作って従わせたり、父の影響か、これが愛情表現だと思っていました。
学童では、下の子が私に自然とついてきてくれるので、一緒に遊んだり、勉強を教えたりすることが唯一自分らしく過ごせる場所でした。
父はいつも母のせいにして怒っていました。
母への暴力から、日に日に私に対しても暴力を振るうようになってきました。
私が男だったら対抗できるのに、
母を守れるのに、
と何度も思い母を守りたい一心で、
男の子になりたいと伝えると母に冗談やめなさいと声を震わせながら怒られました。
父が母に暴力をふるっているときに何もできない私は、悔しくてただただキッチンの包丁が入っている扉をにらみつけていました。
私にとって家の中は、不安で危険でネガティブな場でした。
学校では、家庭での出来事は誰にも話すことができませんでした。
本当は担任の先生に気づいて欲しかった、助けて欲しかった。
それなのに、誰にも気づいてもらえませんでした。
父からは否定的な言葉でしつけられ、聞き耳を立てられ、行動を監視されることで、私は信用されていないのだと思うようになり、どんどん自信がなくなり攻撃されているような感覚になっていきました。
だれもこの辛さをわかってくれない!
いつもいらない一言が多いせいで、誰かを怒らせてしまうのではないかと感じていました。
ある時、母が父から暴力を受けた後、母が限界を感じ、祖父母に助けを求めてくれました。
両家で話し合い、「やっと手を差し伸べてもらえた、落ち着ける家になる」と安心したのもつかの間、両祖父母が帰っていくと、父の態度が変わり、また母に暴力をふるっていました。
父に対して「もういい加減にしてほしい」と母の味方をして反抗的な態度をとると手が飛んでくることも多々ありました。
母を守れない私は悔しい気持ちでいっぱいでした。
父と似ていると言われる容姿や性格もコンプレックスでした。
母の職業に憧れて保育士の道を目指していた私ですが、
父の勧めで福祉の資格と保育士と両方取得できる大学へ進みました。
そこで、今の夫と出会います。
友人にも恵まれ大学生活はとても楽しく充実していました。
しかし、一人暮らしは許されず、帰りが遅くなると、父は母に「あいつの行動を監視しないから好き勝手自由にしている」と注意を受けている姿も目にしていました。
父は、今の夫である当時、彼のことを大反対していました。
理由を聞いても「だめなものはだめ!」とどういうところがダメなのかを教えてくれませんでした。
一人暮らしをして、自由にしている友人たちを羨ましく思っていました。
父と距離をおくために、就職するときに田舎だったら安心して許してくれるだろうと言う予想通り、念願の一人暮らしが叶いました。
父の反対もあり。1度は別れた今の夫と復縁し、妊娠をきっかけに結婚しました。
結婚生活が始まると夫は、金銭面のことを一切明かしてくれず、家賃の滞納警告の葉書が何ヶ月も届き、通帳を見せてほしいことを伝えても見せてくれませんでした。
家に娘といる間私のところには、催促しに訪問する人や催促電話が鳴り、不安な生活でした。
不安が募って、夫に強い口調で詰め寄ると、私に手をあげました。
幼少期の頃からずっと嫌だった父と重なり、フラッシュバックしました。
後に、夫の借金が発覚します。
結婚して、幸せな生活を思い描いていましたが、お金のトラブル、一緒に暮らすとどんどん私の知らないことが出てくる、夫婦仲は新婚にして最悪の状態でした。
毎晩夫に背中を向けて声を押し殺しながら泣いていました。
夫は、毎日夜遅くに帰ってきて、育児家事にほぼノータッチ、帰ってこない日もありました。
そんな時、父は1人で子育てしている私のところに何かと気にかけてよく来てくれました。
あるときに、借金があること、それをどうしていくか話し合いたいのに夫婦で話し合えない、不信感しかないことを伝え、離婚したいことを泣きながら話しました。
夫と喧嘩をするために、泣いて母に電話をすると、すぐに父が電話を変わり「今から行ってあげるから大丈夫。お前は、離婚しても家に帰ってきたらいいから何も心配いらない」と優しく伝えてくれ、夫との間に入ってくれるようになりました。
こんなにも優しい言葉をかけてくれた父は初めてで、父から愛されていたことをようやく実感することができました。
夫とも育児を分担しあえるようになり、念願だったマイホームの夢も6年越しに叶えることができます。
LMCとの出会いは友人に勧められてメンタリングカードの体験セッションを受けたことがきっかけでした。
何を発言しても、全部受け止めてくれて吐き出せたことで、私の言葉から出てきたワードは『父への感謝』でした。
トゥインクルを受講して、自分の過去と向き合いながら言語化していくことで、自分自身がI want+whyで生きていなかったことに気づきました。
わたしは、
お母さんの笑顔が見たかった。
だからこそ、家庭にお母さんの笑顔が溢れていれば、子どもも笑顔で過ごせる、子どもの幸せにつながっていくと強く感じています。
子どもの時に伝えられなかった想いを今こうして伝えることができるようになりました。
今も父の口癖は、お前は俺と「一緒」とよく話をします。
当時は「一緒にしないでほしい」と思っていましたが「一緒」と言う言葉を受け入れられるようになりました。
親の幸せのコップに入るのではなく、自分自身の幸せのコップを見つけてそのコップで生きていきたいと思えるようになりました。
「一緒」と言う言葉も今は大事にしたい言葉です。
親子似てるけれど、みんなそれぞれの幸せのコップを持っている。
誰も我慢することなく、一人ひとりの幸せのコップを見つけて生きて欲しい。
そのためには、体罰や暴力、否定的な言葉で押さえつけるのではなく、前向きな言葉で言語化して伝えられる大人が増えてほしいと願っています。
辛かったこともはねのけるくらいの笑顔で、
楽しみながら素直に学び、自分自身やパートナー、家族を信頼し、
子どもたちも大人もみーんながやりたいことを見つけて
\できるできる/
を合言葉に応援し合い、笑い合える関係でいられる人を増やしていきたい。
\できるできる/
と愛を持って伝えられる温かくて優しい場を広めていくことが
私のライフミッションです。
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講座開催情報
開催日時 | 開催地 | 講座名 | 講師 | 状況 |
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2022年07月09日
【1日目】7月9日(土)13:00〜16:00【2日目】7月17日(日)13:00〜16:00
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オンライン
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【土日開催】ヴィジョンを描いてスモールステップを作りたい方に
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受付中 |
体験セッション・内面ホリホリカフェ
詳細 | 開催地 | 講師 | 講座名 | 開催日 | 料金 |
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詳 細 | [オンライン] | 上田 すず 先生 | 場づくりカード飲み会 |
2022年4月29日
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有料 |
詳 細 | [オンライン] | 上田 すず 先生 | お手紙企画〜自分への遺言〜 |
2022年6月24日
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有料 |