HOME  >   LMC認定講師一覧  >   山本 あさ美

過去の日常

私は福岡県の山と川に囲まれた田舎町で育ちました。

木登りをするような活発な女の子で、20歳でCAという職業につきました。


生まれ育った福岡を出て大阪での一人暮らし。

早く独立したかった私はワクワクの気持ちだけを持って大阪の地へいきました。


CAになったのは、たくさんの偶然の重なりからです。

幼少期から看護師になりたいという夢がありましたが、大学入試直前にあっという間にその夢が崩れ去りました。

それは大学受験直前、
看護師見学に行った病院の方たちが、患者様へ、あまりにも冷たい態度で働いてるのを目の当たりにしたからです。

その日から、私にとって大切な「大学に進学する理由」がなくなってしまいました。

決して裕福ではない我が家にとって、大学に行く理由を無くしてしまった事は、私にとって大きなショックでした。

高校時代、皆勤賞だった私ですが、ショックのあまりその日、布団の中で一日中泣いていたのを覚えています。

 

ある日、ふと専門学校のパンフレットが目に止まりました。

専門学校なら2年で卒業できるし、すぐに就職して自立できる。
夢を失った私は早く働けるという理由だけで、専門学校に通うことにしました。

その専門学校では、空港で研修ができる機会があり、
接客に興味を持った私は、その研修に参加することにしました。

ある研修の日のことです。

目の前で、とても楽しそうに歩いているCAを見かけました。

当初航空会社には興味がなかった私ですが、

私もこの会社の一員になりたい!

そう感じた私は、その会社にエントリーし、ご縁をいただき就職することになりました。

ありがたいことに、会社ではフライト以外のたくさんの業務を任せていただきました。

私が一番楽しかったのは教育で、自分の経験やマニュアルなどを教官として教えるという業務です。

どうやったら新人に、わかりやすく伝えられるだろうか?
現場で出来るようになるだろうか?という事を試行錯誤しながら、
一人前に育てていく喜びを感じていたことを覚えています。

そして29歳で結婚し、32歳で出産しました。

会社での業務を通して、人材育成に従事していた私は、子育てに自信がありました。

大人も子供も大切なことは同じはず。

私なら上手くできると。

 

 

事件・変化

しかし、思いがけず、すぐさま壁にぶつかりました。


抱っこの仕方が分からない、
授乳の仕方がわからない、
どうして泣いているのか分からない、

の、わからないだらけだったのです。

そして、沐浴やおむつの変え方など、
お世話の仕方は教わるのに、育て方は誰も教えてくれないことに気がつきました。

生まれる前に予習で読んでいた赤ちゃんがよく眠る抱っこの仕方をしても全く上手くいきませんでした。

誰もが寝顔を見て
「可愛い」「癒される」と言っている新生児期にも関わらず、

私の精神はどん底で「可愛い」と思えず
「可愛いと思えない」ということさえ人に言ってはいけないと思いました。

私なら、子育ては上手くいくと鷹を括っていたからこそ、私の絶望は大きかったのかもしれません。

 

 


試練・葛藤

そこから、息子が4歳になるまで私の試練は続きます。

生後半年から始まる離乳食の時、息子の口を開けた時の大きさが他の子よりも小さいことに気が付きました。

バナナの直径が口に入らないのです。

あくびをするたびに、顎が痛いのか、急に泣くということの繰り返しでした。

顎に何か問題があるのではないかと思い、
複数の歯科医や耳鼻科医などに診察してもらいましたが「心配しすぎだ」と言われて、まともに対応してもらえませんでした。

3歳半になっても口が大きく開かないので、MRIの撮影をすることになりました。

そこで顎に腫瘍があることが判明し、口が大きく開かない原因が分かったのです。

世界的に見ても例のない事例でした。

 

 

学び・努力

息子の子育てで悩んでいたことは健康のことだけではありませんでした。

性格に関するものも全く理解できず、
周囲の子供達と比べても泣き虫で、場所見知りをしすぎる息子はどうしたものかと悩んでいました。

息子の身に起こった健康の悩み、
個性が違うためにどう接して良いのか分からないという悩みから、
人を育てるということは、発達、食事、医療、コミュニケーションなどあらゆる分野の知識が必要なのだということに気が付きました。

そしてそれを教えてくれるところは病院や自治体にはどこにもないと思い、
自分でお金を出して学ぶ選択をしました。

ありがたいことに、子育ての勉強がしたいと言った時、夫は
「子育てなんて誰でもできるし学ばなくていい」なんて言わず、喜んで私が学ぶことに投資をしてくれました。

 


成長・復活

子供の発達や健康に関わる知識をお金をかけて学ぶことで、私はどんどん変わっていきました。

息子は私に学びを与えるため、
その学びにより幸せを与えるために、生まれてきたのではないかと感じています。

息子は何も変わっていないのに、私が学ぶことで自分が変わる。

すると私自身の捉え方が変わり、笑顔が増えていくことに気がつきました。

原因は外側にあると思っていましたが、全ては私の中にある問題だったのです。

それに気がつかせてくれたのが息子であり学びでした。

 

 

新たな事件

そこで、私は今までの学びが誰かの役に立つかもしれないと思い、
ブログで経験や学びを発信したり、子育てに関する講座を開いたりして、人に伝える活動を始めていきました。

 

新たな葛藤

発信したり、教えたりする講師としての活動を通して、新たな課題に直面します。

それは悩みを解決したいと、きてくださる受講者の多くのママが、何らかの心の傷を抱えていて、
それが子育てやビジネスにまで望まぬ方向で影響しているということです。

表面的なことだけ解決しても、
土台がぐらついていると、いずれまた違う問題に直面した時に同じように悩むのかもしれないと思いました。

まるでホースの穴を一時的に塞ぎ、根本的な解決になっていないように。・・・

子育てを本やネットで学んでも自分の子には上手くいかない

分かっているけれどイライラが止められず子供に怒りをぶつけてしまう

ママ自身が母親との関係に問題を抱えている

などのママが多く、今の私にできることに限りがあるということに壁にぶつかりました。

本当に解決すべきは、子育てノウハウだけではなく
ママたちの根本にある問題解決だと思いました。

望む結果を得るには?

何が必要なのだろうか?

そして、そんなママたちのサポートをするには
どうしたら良いのだろうという疑問ともどかしさが出てきました。

 

LMCとの出会い

そんな時に出会ったのがLMC協会です。

私のもどかしさを解決できる講座やセッションがすでに体系的に構築されていました。

また、LMCのフィロソフィーと私が実現したい社会のイメージの共通点が多く、共感しました。

 

ミッションの気づき

私がママたちの問題を根本から解決したい思いの根底には、
子供達に希望ある未来を残したいという思いが強いからです。

子供達は親に依存しなければ生きていけません。

どうしても親という環境から逃げ出すことができません。

日本では若者の自殺がG7諸国で最も多いという現実があります。
欲しいものはすぐに手に入り、全員学校に行けます。
水道をひねると水が出て、スマホで何でもすぐに調べられる。
こんな恵まれた環境にいながらも、希望を失い、苦しんでいる子供たちがいます。

 

生きている意味がない
自分の人生に絶望する
未来への希望がない
自分には価値がない
苦しみから逃れたい
こんな思いを持っているのではないかと想像しました。

 

だけど、たった一人でも
最後まで信じ、応援してくれる大人がいたら、何か違ったのかもしれないと思うのです。

 

今の日本に希望を与えられる大人はどのくらいいるのだろうか・・・
そう考えた時、そんな大人の方が、少ないのではないかと思いました。

 

子供は大人の行動をみています。


夢を持ちなさいと言う大人が
自分の夢を諦めて行動していないことを・・・

自分を信じなさいという大人が
自分を信じていないと言うことを・・・

 

 

子供達が未来に希望を持てる社会になるには私には何ができるだろう?

と考えた時、一番近くにいる大人が人の人生ではなく、本当の意味で
自分の人生を生きる姿をただ見せてあげることなのではないかと思いました。

 

だから、私は自分を諦めずに行動する大人を増やしたい。

そしてそんな大人の一番のサポーターとして一緒に寄り添っていきたいと思っています。

その先には、きっと一人一人の個性や役割を尊重し合えるスイミーのような社会が待っていると思うからです。

私をおすすめする3つの理由

このようなお悩みはありませんか?

1Day講座を受けるとこうなります

体験セッション・内面ホリホリカフェ

詳細 開催地 講師 講座名 開催日 料金
詳 細 [オンライン] 山本 あさ美 先生 ガッツリコーチングでなくてもモヤモヤがスッキリ!メンタリングカードコーチング体験
ご希望の日時をご相談ください♪
有料