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夢中になれたもの

私は4人家族の長女として生まれました。

幼い頃からの私の代名詞は「おとなしい子」 自分の気持ちを言葉にする事が苦手で、
黙っていると母が殆どのことを決めていました。

そんな私が、通っていた幼稚園で運命的な出逢いを果たします。

それはピアノ=音楽との出逢いでした。

幼稚園で行われていたピアノ教室から聞こえてくる音色にとても惹かれました。

その日、幼稚園に迎えに来た母に、「ピアノを習いたい」と伝えました。
そして、その願いはすぐに叶いました。

話すのが苦手な私にとって、音楽は表現手段の一つになりました。

大人になったら、ピアノの先生か音楽の先生になりたいと思うようになりました。

中学校に入学し吹奏楽の体験入部でサックスに一目惚れ。
すぐに夢中になり、誰よりも上手になりたいと一生懸命に練習しました。

高校に入学しても、その熱は冷めず、音楽の道を志すことを決意。
そして、音楽大学に進学しました。

私にとって、最高に居心地の良い環境
あらゆる方向から音が聴こえ、同じ志を持つ仲間との切磋琢磨、朝から晩まで音楽漬けの日々を過ごしました。

4年生になり、音楽教師を目指す準備もしつつ、「サックスをもっと追求したい。」という気持ちが芽生え始めていました。

しかし、母から地元の中学校の非常勤講師の仕事を勧められ、自分の本当の気持ちを確認しないまま、地元に帰ってしまいました。

そんな状態で始めた事もあり、仕事に魅力を感じられず、1年で退職。

サックス奏者、講師として活動を始めました。

 

人生の転機

学校を辞めて一年後、新しく開校した音楽教室の講師として所属することが出来ました。

その教室の主宰者と一緒に演奏の仕事をしたり、食事に行ったり、
教室の雑用などを手伝ううちに付き合うようになり、一緒に暮らすようになりました。

そして、「2人で教室を発展させて行こう。」と同じ目標を持つことも出来ました。

その後、結婚。

当時、教室はスタートしたばかりで軌道に乗っておらず、
売上の殆どは教室を建てた時の借金の返済や経費としてなくなり、僅かな生活費での暮らしでしたが、
好きな音楽で食べていける幸せの方が勝っていました。

しかし、夫との関係は少しずつ変わっていきました。
教室の業務の殆どが私の担当。不慣れな仕事にミスをしてしまう事もあり、
それに対し責め立てるように怒る夫にだんだん恐怖を感じるようになりました。
(ミスしたのだから、怒られて当然。自分のせいだ)とどんどん自分を責め自己肯定感が下がっていきました。

また一つ一つの行動に対し注意されても直せない自分が益々嫌いになり、
この世に存在する価値の無い人間だと思うようになり、

「早く死にたい」

とさえ思うようになりました。


しかし、「この苦しい状況を何とか変えたい」とカウンセリングを受けることに。
当初は、自分の好きな所も得意な事も、何が楽しいかも分からなくなっていました。

自分軸ではなく、他人軸で考える癖がついていたのです。

幼少期から自分の想いを伝えず、母の言う通りにしてきた事が原因でした。

カウンセリングを重ねることで、自己肯定感も少しずつ上がり、夫との関係性も少しずつ変わっていきました。

 

チャレンジの先に

そんなある日、初めて私の提案が受け入れられ、各教室の垣根を越えた大規模なイベントを企画・運営することになりました。

準備から当日の運営など、殆どの業務が私のタスクでしたが、
大切な生徒さんに楽しんでもらいたいと思う一心で取り組んだ結果、大成功。

生徒さんの上達に繋がり、
生徒さん同士の交流や仲間意識も生まれ継続率アップにも繋がっていきました。

生徒さんからの要望で回を重ね、出演者もどんどん増えていき、教室の主要なイベントへと発展していきました。
生徒さん達の一所懸命に頑張る姿や笑顔が私の何よりの報酬でした。

その後も、カウンセリングは続けていましたが、
パートナーシップについて考えるようになり、
夫との主従関係のような夫婦生活を続けていくことが考えられなくなっていました。

そしてある日、思い切って離婚したい旨を伝えました。

夫は大反発。

それから毎晩のように話合いを重ねましたが、平行線。

ある日、夫に暴力を受けたことをきっかけに家を出ました。

それ以降、そこに戻ることはありませんでした。

夫とは離婚調停に入りましたが、なかなか離婚に同意してくれず、裁判をすることになりました。

長期に渡る可能性があり、実家で仕事もせずに過ごすわけにもいかず、仕事を探しました。

そんな中、ご縁があって小学校の臨時職員の仕事に就くことが出来ました。
それは、障害のある児童をサポートする仕事でした。

小学3年生の女の子。運動機能に障害を持っていました。
とても可愛らしくて、努力家で、音楽が大好き。
障害のために出来ないことも多く、サポートが必要でしたが、
出来るようになりたいとひたすら努力する彼女と一緒に過ごすうちに、勇気づけられている自分がいました。

「自分も負けていられない。」
と思いました。

 

新たな人生への一歩

38歳の12月に離婚が成立。
自由に生きたいという想いと音楽の仕事でもう一度頑張ってみたいと、私は上京を決意しました。

マンスリーマンションを借りて、深夜の日雇いのバイトをしながら仕事を探しました。
立ったまま半分寝ながら仕事をし、出勤するサラリーマンとは逆方向に歩く朝。
元夫との日々を思えば、全然辛くはありませんでした。

そのうちに、良いご縁を頂き少しずつ音楽の仕事や音楽活動の場所が増えていきました。
そして、部屋を借りることが出来、本格的な東京での一人暮らしが始まりました。

全て自分で決めて行動する、自立への第一歩でした。

レッスンや夜のライブ、アルバイトなど、仕事を幾つも掛け持ちし、睡眠は毎日4,5時間。
それでも、音楽の仕事が出来ている喜びと、誰にも支配されない生活は最高で、自分の足で立っている実感がありました。

そんな充実した生活も、夜中にふと目が覚め、暗い部屋の中で 「このままずっと一人かも知れない」と思うと、
孤独感や不安に襲われ泣いてしまうこともありました

3年位過ぎ、朝から晩まで働き続ける毎日に体力的にも精神的にも疲弊してきました。

そして、「音楽の癒しの力を生かしたビジネスをやってみたい」と考えていた時、
SNSで偶然に見つけた講座に「癒しとコーチングを融合させたメソッド」とあり、
惹かれるものがあり、思い切って受講を決めました。

講座では、想いをシェアする機会が沢山あり、
ある日、自己開示のワークで思い切って離婚した時のことを話すと、
みんなが泣きながら聞いてくれたことに、とても心が楽になりました。

そして、少しずつ心の内を話すことができる様になり、心が開放されていきました。

そんな中、数少ない男性受講生の中に気になる人がいました。
SNSで繋がり、そこからLMC協会の認定講師である事を知り、
彼のライフミッションストーリーを読み、更に興味を持ちました。

講座後もSNSでのやり取りは続き、あるきっかけがあり再会。
そして、交際を始め、3ヶ月後には一緒に暮らし始めていました。

そのタイミングでコロナ禍に。

音楽の仕事が激減し、収入も激減。

それでも彼と一緒にいることで不思議と不安はありませんでした。
そんな中、2人だけで挙式をあげました。

彼は「安心•安全•ポジティブ」な家庭を作ると言ってくれました。

以前の夫との家庭は「不安で危険でネガティブ」なものでした。

それを知っていたからこそ、そう言ってくれたことは大きな安心感を与えてくれました。
そして、そんな彼を一日に一回は笑わせて、幸せにしたいと思いました。

音楽活動が低迷する中、夫は右肩上がりに仕事がうまくいくようになり、
嬉しい反面、同じ講座を受けた受講生としては悔しい気持ちもありました。

そして、様々なセミナーに参加したり、コンサルを受けたりしましたが、
今ひとつ結果に繋がりませんでした。

結婚して1年程経った頃、
夫とLMC同期の家次りえさんからメンタリングカードの体験セッションのお誘いがあり、受ける事に。

セッションでは、りえさんの話を聞く姿勢に、安心して心の内を話すことが出来、
セッション後には自分の中のエネルギーが高まるのを感じました。

ワクワク楽しいメンタリングカード 。
自分も提供したい、と1Day講座を受講。
直ぐに何名かの方にセッションをし、喜んで頂き、更に素晴らしさを実感しました。

その後、りえさんとの交流が続く中、
ポラリスコーチングのセッションを受けた事で、音楽への想いや夢が溢れてきました。

りえさんも私の夢を一緒に叶えたい、そのためにTWスター養成講座を受講しませんか?と誘ってくださいました。

興味はありつつも、これまでの講座同様結果が出せないのでは、という不安がありました。

その不安をりえさんは一つ一つ取り除き、私の夢の実現に必要なことを教えてくださいました。

その中で言語化力が最も必要だと感じました。
そして、子供の頃から自分の想いを言葉で表現出来なかった自分を変えたいと思い、
TWスター養成講座を受講する事を決意しました。

講座を受けた今、自分の様々な変化を感じています。

安心・安全・ポジティブな場という土台の上で、
「自分の想いを自分の言葉で表現して良い」
「正解も不正解もない」
という安心感のもと学べた事で、意欲と自己承認が高まりました。

そして、LMC協会のビジョンや叶理恵さんの想いに共感し、
自分の強みを生かしながらビジョン、ミッションに向かって力強く進んで行こうと思うようになりました。

苦しんでいた過去を思い出すと、別人のように変わった自分がいます。
こうしてまた夢を持って生きられるようになったのは、ご縁が繋がり出逢った方々に励まされ、助けて頂いたこと
そして、大好きな音楽に癒され支えられたからです。

今度は自分がその経験や強みを生かして、悩み苦しんでいる方のお役に立ちたいと思っています。

私のビジョンは

「愛溢れる世界を創ること」

その為の私の三大ライフミッションは、

1.音楽の力で沢山の人を癒し、元気づけ、応援すること。

2.誰もが自分の想いを安心して伝えることが出来る安心•安全•ポジティブの場を広げ、前向きに生きれる人を増やすこと。

3.ありのままの自分を愛しありのままで生きる人を増やす為に、自分自身がその姿を見せること。

私をおすすめする3つの理由

このようなお悩みはありませんか?

1Day講座を受けるとこうなります

この講師の講座を受講した方の声