HOME  >   LMC認定講師一覧  >   冨田 麻由

私は、神奈川県横浜市の外れ、田んぼや畑が多く、自然豊かな場所で生まれ育ちました。

農家の祖父母と公務員の父、専業主婦の母、妹と弟の7人家族でした。

一緒に住んでいたおばあちゃんはお団子やうどん、梅干しなども作っていました。
私も一緒に作るようになり、自分達が食べているものが
どうやって出来上がるのかに興味を持ったり、作ることも好きになりました。

子供の頃は沢山食べる=幸せ♡と思い込んでいました。



小学生になり、家が農家の人や、祖父母と一緒に暮らしてる人も少なく、
人と違うことを気にする様になりました。

小学生くらいの時によく考えていたのは、
「人は一人で生きていけるのか?」ということ。

私は自分のことは何でもできて一人で生きていける!と思っていました。
父親がいろいろな経験をさせてくれ、
母親は私のやりたい事を応援してくれたので、
私も沢山のできることが増えました。
なので、いつも何でもできるスーパーマンみたいな人になりたい!と思っていました。


なぜ一人になりたかったのか?


それは、いつも家には母やおばあちゃんがいて、
一人になることはありませんでした。

家族がいつもそばにいることも有難いのに、
一人時間を求める自分もいました。

一人で部屋にこもり、自分の机が唯一の自分の空間でした。



進路を決める時に、資格を取ったら安定して働けるのではないか?と思い、
食に関わる仕事ができる管理栄養士を目指す事を決めました。

「自分のやりたい!」を自分で決めて進んできた私ですが、
いくら目標を達成しても、達成感や幸せはほんのひと時でした。



小学生の頃から考えていた「人は一人で生きていけるのか?」を確かめる機会がありました。
学生の時に一人で行った京都旅行。
家族と一緒なら全員分の金額のことを考え、食べたいものが制限されたり、
行きたい場所が制限されたりしますが、一人旅は自分で好きな場所に行けて、好きなものを食べられる。
幸せな旅が待っていると期待していました。

しかし、初めは楽しかったのですが、
楽しいことも、感動したことも、美味しいも共有できない寂しさを感じ、
一人旅の物足りなさを感じました。

この時、
「人は一人では生きていけるかもしれないけど、楽しくないかも!幸せな生き方ではない!」
と思いました。



まもなく、精神科病院に入職し、
看護師の夫と25歳で結婚し、娘を授かりました。



念願のマイホームも手にすることが出来ました。

家事や子育ても仕事も両立しながらやる!

私が決めて選んできた事ですが、現実はそう簡単にはいきませんでした。
夜勤もしていた夫は、帰宅しても夕食中に眠ってしまったり、
休日は絵の仕事をしていたので休みがない状態。

疲れ果てている夫に頼ることもできず、
休みの日はほとんど実家へ行って過ごしたり、
子育て施設や地域のイベントにいくことが増えていきました。
そして、段々と夫に頼ることや休みを一緒に過ごすことを考えなくなりました。



毎日余裕がなく、
家事もちゃんとやらなきゃ!という気持ちが強くて、
でもできない自分がいて、
苦しくなっては涙を流していました。

今思えば、全て自分で選択してきていること。
でもなぜだか上手くいかない。

自分の意見を言って食い違ったら、
私は自分のやりたいようにするから分かってもらえなくていい!
そんな突き放すような逃げ方をしてきました。

夢を叶えたのに毎日追われるような生活でした。



息子の出産と同時に退職し、
その後もいろいろな職場を経験しましたが、
心からやりがいを継続して感じられる仕事を見つけることが出来ずにいました。


そんな時に、見つけた働き方。

自分の可能性を広げられることに魅力を感じて個人事業主として活動することを決めました。

そんな大きな目標をもって進み始めた時、夫が倒れました。

突然けいれんを起こして、
年に数回も救急車に乗るようなことが起こりました。

子ども達もパパが死んじゃうよ~
パパとお風呂入るの怖い!パパとお留守番怖い。


子供たちと夫との距離も空いてしまいました。


夫はけいれんを繰り返したので、
救急病院の先生からは運転禁止と言われてしまい、
夫はそれにショックを受け、体調は更に悪化していきました。

うつ状態が多くなり私もどう接していいのか分からなかったり、
腫れ物に触るような感覚で言葉に気を使ったり、
私が家に居ない間に
けいれんが起きないか?自己嫌悪に陥って自ら命を絶ってしまわないか?
そんな最悪なことまで頭をよぎり、不安を感じていました。



こんな状況で誰に相談したらよいのか分からず、
講座でお世話になっていた方がLMCメンタリングカード1DAY講座の募集をされていたので、これだ!と思って受けてみました。

すると、背中を押される感覚で、前職の先輩にメールをしました。

「まゆちゃんは大丈夫?」

意外な反応が返ってきました。
その先輩は私の事を心配して下さいました。
そこで気づいたのは、私は夫のことばかり心配していましたが、
自分が平常ではなくなっていたことに気づかされました。

そして、先輩は「私の方でも考えてみるけど何かあったらすぐに連絡してね」とメールをくれました。

解決策を直ぐに手にできると思っていた私は意外な結果でしたが、
今思えば、先輩は私自身が解決する力を持っていると信じてくれていたんだなと思いました。

「人を信じて見守る」それを体験させて頂きました。

そこから私は夫に対しても、信じることを意識するようにしました。

今の状態がずっと続く訳ではないし、どうしたらよいか一緒に考えていく。
横並びで一緒に考えていこうという意識で関わるようにしました。

すると夫の体調も徐々に良くなり、けいれんの頻度も少なくなり改善していきました。

やはり、「人は一人では生きていけない」誰かと一緒にいるから生きていけるんだ!と確信するようになりました。

どんな時も絶対的見方でいることが大きな勇気になることを感じました。

自分一人で生きていけると思っていた私ですが、
先輩から見守って頂けたこと、夫と関わってくることでそれは違ったということがはっきりわかりました。

私は一人で生きていけると思い込んで、
自分一人で何でもやろうとして抱え込んだり、人に甘えられなかったり、頼れなかったり、
その上手くいかない欲求を資格を取ることや結婚、出産、家を持つようなことで満たそうとしていたことに気づきました。

子育てでも、どんなに怒鳴っても私の所によって来てくれる子ども達。
いつも私に癒しを求める夫。
なんでみんな一人で居られないの?誰かに依存していないと生きられないの?
そんな想いも感じられてしまい、家族から愛されていることも受け取れずにいました


自立していて健康な身体があるのが当たり前で、
自分のことは自分でやるのが当たり前!
そんな価値観で生きてきた私には、家族が私に寄って来る価値観が受け取れずにいました。


自分のライフミッションを見つけるトゥインクルスター養成講座を受講中に、
第3子を授かって、つわりで食事が作れなくなったり、
自分がコロナに感染して、周りを頼らざる負えない状況になり、
再び私に「人は一人では生きていけないんだよ!」と、強いメッセージが押し寄せてきました。


私のビジョンは
幼少期の様に自然豊かな場所で、
食で人と人がつながって笑い合っている温かい場を創ることです。

当り前のように感じていた私の幼少期の生活は、
実は当たり前ではなく、そんな場を自分で創っていくことも簡単ではなかったことが分かりました。

本当の幸せを感じられるのは、健康な身体があって、家族が笑顔でいること。

家族も友人も心からつながりを感じられ、
それが土台にあってこそ、大きな目標を達成した時に心から幸せを感じられるんだなと理解できました。

私のライフミッションは、
成功、達成などのドーパミン的幸せばかりを追い求めて、いつまでも自分を満たせていない人が、
幸せの土台を作り、心から「幸せです!」と言える人を増やす事です。

私をおすすめする3つの理由

このようなお悩みはありませんか?

1Day講座を受けるとこうなります