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私の事を見て欲しかった幼少期

 

私は小さいころ、他の家族から見えないところで、母によく太ももをつねられました

 

祖父がとても厳しい人で、祖父の前で私が悪いことをすれば

しつけがなっていないと母が祖父に怒られるからだったのですが

でも、つねった後、母は私に何が良くなかったのは、教えてくれることはありませんでした

 

つねるのは、祖父を怒らせないようにするため

母自身が祖父から怒られないようにするため

私の悪いところを直すためではなかったのです

 

 

小学1年のときのことでした

体調が悪く学校を休んだことがありましたが、母に一日中学校を休んだことを責められ続けました

仮病なんかではなく本当にしんどくて寝ているのに、母は枕元にやってきて

「なんで学校に行かなかったのか」と何度も何度も問い詰められるのです

 

辛いのに、しんどいのに、寝込んでいるのに、

どうして優しくしてくれないんだろうと、一層辛くなりました。

それ以来、私は体調が悪くても学校へは行き、保健室で寝かせてもらうようになりました

家では安心していられず、心が休まらず、怖かったのです

 

 

進学は母の望むところに

 

高校進学時には、私には行きたい学校がありました

 

でも母からは、地元の伝統校(祖父、父、母、兄も通っていた)に行くように言われました

それ以外の高校は認められない、と。

 

私は母の言う通り、その高校に進学しましたが、高校の中での成績は振るわず

母は時々呼び出されることとなり

結局は嫌味を言われる学生生活を過ごすことになりました

 

さらに高校卒業後、将来旅行関係の仕事につきたいと思っていた私は

行きたい旅行系の専門学校がありましたが、またもや母からは反対され

絶対に大学に行くことを求められました

 

母は大学に行っていませんでしたが、そのことを祖父に嫌味を言われることがあったため

どうしても私のことは大学に行かせたかったのです

 

高校進学時も、大学へ行くときも、母は私のやりたいこと、学びたい事には関係なく

母が気にする対外的な人の目に左右され、私の進学先は決まっていきました

 

 

理解できていなかった母の想い

 

そうは言っても

決して厳しいだけとか意地悪な母ということはなく

私の事を大切に育ててくれていたとも感じています

 

それでも跡継ぎである長男に比べて、私は大事にされていないのだと

感じることも度々あり、私は寂しさを抱えていました

 

でも、今から思えば、母にとっても、祖父の価値観にとらわれ

昔ながらの長男を大事にしなければいけない風習にしばられ

母は自分の幸せのコップで生きていなかったのだと感じます

 

私にとってだけでなく、母にとっても

家は決して安心安全な場所ではなかったのかもしれません

 

海外での暮らし

 

その後の私は、旅行系の専門学校には行かなかったものの

大学卒業後はツアーコンダクターとなり、念願の旅行関係の仕事につくことができました。

 

社会人となり家を出て1人暮らしをしたかったのですが、それは許されませんでした。

 

それでも家を出たいという気持ちが強く

25歳の時、仕事に役立つからと、どうにか両親を説得し、イタリアに短期語学留学することになりました。

でも実際には飛行機は片道切符で、そのまま家に戻らなかったのです。

 

イタリアでは日系の旅行会社に勤めていました。

家を飛び出してきた私には、ここしか居場所がないと思い

深夜までの残業や休日出勤もこなし一生懸命に働きました。

 

大変ではありましたが、責任ある仕事もまかされ、私にとって充実した楽しい時間でした。

そしてマネージャー候補にもなり、これまでの頑張りが認められたと、喜んでいた矢先、

まさかの出来事が起こりました。

 

他の部署の上司から「女がマネージャーになんてならなくていいんだよ」と

パワハラに合うようになりました。

 

直属の上司からも守ってもらえず、

そのパワハラが原因で私は会社を辞めることになってしまったのです。

私が自分の居場所として守りたいと思い、必死で尽くして頑張ってきたその場所は

危険で不安でネガティブな場所になってしまっていました。

 

 

幸せな結婚を望んだはずが

 

会社をやめ、帰国から約一年後、私は結婚し、

すぐに長男を授かり、その2年後には次男にも恵まれ、

喜びにあふれた日々を過ごしていました。

 

しかしその直後、私の人生の暗黒時代が始まりました。

 

 

夫は腰の骨折により仕事ができなくなり、私は急に仕事を探すことになりました。

長男2才、次男は0才と子供たちは小さく、すぐには預けることもできなかったため、

近所の24時間営業のファーストフード店の夜間スタッフとして深夜に働くことになりました。

 

結婚前は必至でキャリアを積んできたのに・・・

でも、その時は立場を考え割り切って働いていくしかありませんでした。

 

それでも昼間は子供の世話、夜は仕事

そんな毎日に、私は私をすり減らしていく一方でした。

 

その後、3男を授かりました。

しかしそのころ次男は、吃音と学習障害があるということがわかり、

生まれてきた三男には先天性の難病と発達障害があると診断されたのです。

 

その三男が幼稚園の時には頭蓋骨の病気が見つかります。

 

すぐに手術をすることになりました。

2か月近い入院期間中に三度の手術、退院しても頭をぶつけたりしてはいけないため、

三男の動きに絶えず神経を配らなければならず、家にいても常に緊張を強いられる毎日でした。

 

しかも病気や障害、福祉のサービスについての知識を得たいと思っても

今よりも情報も少なく、私はしだいに孤独感を募らせていきました。

 

 

そんな中、さらに悪いことが立て続けに起こりました。

 

実家の店を継いでいた兄が、商売がうまくいかないからと店を閉めたいと言い出したのです。

母はどうにか店を継続させようと、働かない兄の分も動き回り、

無理がたたり脳出血で倒れ、リハビリの甲斐もなく半身不随となり施設に入ることになりました。

 

母が働けなくなると、兄はあっさりと店を閉め、働かなくなった兄は、

お店と実家のある建物を壊し、賃貸住宅にして家賃収入で暮らしたいと言い始めたのです。

親戚や周囲の反対を押し切り、多額の借金をして賃貸住宅を建てることを決めました。

 

施設に入っている母に対して、兄はちょっとした事でたびたび激怒していました。

介護は大変だろうと察するものの、兄の怒り方は度を越えているように見えました。

 

遠方の実家に通い、何度話し合いをしても、いつも平行線で私は兄との関係に疲弊していきました。

 

 

さらにこのころ夫は仕事を転職することになりました。

しかしなかなか再就職先が決まらず、次第に夫の落ち込みが激しく不安定になっていきました。

 

私は実家の母や家、兄の問題

そして発達障害のある子供たちのこと

不安定な夫の精神状態

収入がないという家計の問題・・・。

 

とうとう私は、限界が来て、心身に不調をきたしました。

 

突然の過呼吸を起こすようになり

寝込むようなひどい頭痛にたびたび襲われるようになり

動悸が激しく苦しかったり、訳もなく涙が流れるようになりました。

 

リビングで家族が楽しそうにしている場所にいることがなぜか辛く感じ

暗い廊下に出て1人で座り、壁の向こうから聞こえてくる

子ども達のはしゃぐ笑い声を聞いて、涙が溢れていました。

 

とても辛かったはずなのに、渦中にいるとそのことに気づかず、自分は大丈夫だと思っていました。

 

でも夫に言えない分、イライラすると子供たちに八つ当たりするようになっていきました。

 

必要以上に激しく怒り、カッとなって頭に血がのぼり

フラフラになってしまうこともあり、

更にはそれを子供たちのせいにして、

「あんたらがお母さんを怒らせるからやで!

お母さんが血圧上がって早死にしたら、あんたらのせいやからな!」

などと、ひどい言葉を放ったりしていました。

 

自分が正しいと思いこみ、身勝手に子供を叱りつける日々でした。

子ども達は、私が何か言おうとしただけで、ごめんなさいというようになりました。

 

そしてまだ幼い三男の様子が徐々に変わっていき、

できないこと、うまくいかないことを「お母さんのせいや!」とか「お兄ちゃんのせいや!」と

人のせいにして怒って暴れ、時にはパニックを起こすようになっていったのです。

 

 

私の転機

 

そんなときに私はアンガーマネジメントの講座が開かれるのを目にしました。

 

私は自分のことは棚に置いて、私がアンガーマネジメントを学んで、

母に怒ってばかりの兄や、感情のコントロールが苦手な三男に教えてやろうと思ったのです。

私は学んだアンガーマネジメントの内容を素直に実践してみました。

そして数か月たったころ、人を変えてやろうと思っていた自分は間違っていた。

変えるべきは人ではなく、自分だということに気づきました。

 

気がつけば過呼吸も片頭痛もおこさなくなっていました。

そして、子供たちに対して怒ることはほとんど無くなっていました。

 

そんなある日、長男が私に向かって

「お母さんがアンガーマネジメントしてくれて良かった。アンガーマネジメント様々やわ。」

と嬉しそうな表情で言ってくれたのです。

 

アンガーマネジメントによって自分自身が変われたこと、

子供たちもそれを感じとってくれたことを嬉しく思うのと同時に、

以前の私が、私が幼いころに感じていたように

子供たちをどれだけ不安でネガティブな気持ちにさせてしまっていたのだろうか。

と考えると胸が苦しくなりました。

 

私が心の平安を取り戻したことで、子供たちにも良い変化がありました。

子供同士のけんかが減り、三男はもう人のせいにしなくなっていました。

 

そして私は、アンガーマネジメントを伝えたいと、講師活動を始めました。

 

でもいざ講座をしてみると「私の夫が・・」とか、「上司が怒りっぽくて困っています」

と他人事にして自分のことだと感じていない人も多くいることに気付きました。

 

以前の私と同じだ!と思いました。

 

まずは自分の中の気持ちに気づいて、

自分自身が変わらなければいけないと思ってもらうにはどうすればいいだろうかと考え、

コーチングを取り入れることにし、そこで私はライフミッションコーチ協会と出会いました。

 

ライフミッションを見つけるということ

 

私は協会のビジョンにとても共感しました。

みんなの幸せだと思う価値観はそれぞれ違うはずなのに、

自分の幸せのコップには蓋をして、

母親のコップや、夫のコップ、家族のコップ、周囲の人たちのコップに合わせて

生きようとしている人が多いということ。

 

過去の私は自分の価値観という幸せのコップで生きているつもりだったのに、そうではなかった。

自分と違う価値観を持つ周囲の人のことも、受け入れることができていなかった。

 

イタリアで会社員として働いていたときも、会社のコップに自分を合わせようとしていた。

結婚してからも、自分の幸せのコップを見つけられずに、

ただただそれを夫のせい、母のせい、兄のせい、周りの人のせいにして生きづらさを感じていました。

 

母だけでなく、以前の私も自分軸ではなかったのです。

 

そのことを気付かせてくれたのは、ライフミッションコーチ協会でした。

自分の幸せのコップを見つけ、

ライフミッションを見つけるトゥインクルスター養成講座を受け、

自分の内面と向き合い、その中で自分でもこれまで気付かなかった感情に向き合うことになりました。

 

時にはネガティブな感情が顔を出すこともありましたが、

安心安全ポジティブな場が保証されたこの協会では、

誰にも気持ちを否定されることはなく、自分の本音を語ることができ、

ビジョンやライフミッションを見つけることができました。

 

そして自分のライフミッションを見つけたことで、私は他人軸から抜け出すことができました。

 

私たちは、本来誰もが、かけがえのない存在で、

親子や夫婦であっても束縛しあったり、コントロールしようとするのではなく、

それぞれが自分の幸せのコップを満たし、お互いの良さを認め合って、

苦手は補いあって、助け合って生きていくことができるようになれば、

みんなが幸せに生きていくことができるはずなのです。

 

私が気持ちをこじらせてしまって、最後まで時間がかかった夫との関係も、

この協会でインナーチャイルドを癒すことで、私は自分がしたい事を楽しみ、

そのことを夫に分かち合い、対話ができるようになりました。

今では夫に応援してもらえるとても良い関係です。

 

母は今では認知症が進んで、まともな会話もできなくなってしまいました。

もっと早く自分の気持ちや幸せのコップに気付いていたら、

母と女性同士としてもっと色んな話ができたんじゃないかと思うことがあります。

 

「人生のやっておけばよかったな。を0にする協会」である、

このライフミッションコーチ協会と出会うのがもう少し早ければ、

こんな思いはしなかったのかなと思います。

 

皆さんには『後悔することなく』『自分らしく』生きられるサポートをしていくために、

私はライフミッションファシリテーターとなり、皆さんに寄り添っていきたいと思っています。

 

私はビジョンとして、私が子育てやパートナーシップで悩んだ経験から

・夫婦関係で悩む女性や、子育てで悩みのあるママたちの気持ちを軽くして元気にすること。

 

母や私ができていなかった

・他人軸ではなく自分軸で生きること、

つまり他人のコップではなく、自分の幸せのコップを見つけてそれを満たすことのできる人を増やすこと

 

さらに、仕事をパワハラによって自分のキャリアを中断してしまったことや、

パートとして思うような仕事につけなかった経験から

・働く女性が、自分らしく輝いて仕事をしていく応援をすること・・・です。

 

そのために、私は子育て中のママ達が気軽にお話できるオンラインお茶会を開催したり、

みなさんをサポートする為に、トゥインクルスター養成講座だけでなく、

インナーチャイルドを癒す講座や、起業を考える女性の為の講座も準備しています。

 

ライフミッションコーチ協会の講座は資格を取ったら終わり、ということはなく、

永くみなさんに寄り添っていける環境を整えています。

 

 

私のライフミッションは

 

『自分の中にある本当の気持ちに気づき、

自ら安心・安全な場を作り出すことができるようになり、

自分も周りの人も楽しく幸せに生きられる人を増やすこと』です。

 

自分自身が変わり、本当にしたいことを見つけ、自分の幸せのコップを満たし、

安心安全な場を作ることができるようになれば、周囲にもそれが伝わり、良い変化が訪れます。

そして楽しく幸せに生きられることができる。

 

そんな人を増やしていくためのお手伝いをしていきたいと思っています。

安心安全ポジティブな場をご用意してお待ちしています。

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