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私は幼少期から、自分には母以外、私の味方は誰もいないと思い込んでいました。

 

その理由は、私が不安な時、声をかけてくれる人は誰もいなくて、不安なまま進めてしまい、時間がかかったことで、怒られてしまったことがあったからです。

 

父に話を聞いてほしくて、話しかけたときは、冗談めいた様子で

「そうかそうか~」と適当にあしらわれたり、「そんなんどうでもええやんか!」と言われ話を聞いてもらえませんでした。

『父にとって私はどうでもいい存在なんや』と思っていました。



中学生時代、塾の夏期講習で、漢字テストがありました。そこで間違った漢字は全て10回ずつ書いて、提出しないといけないというペナルティがありました。

私はたくさんの問題を間違えてしまいました。

 

1回目、間違えた問題を書き、それぞれ漢字を書きました。

2回目もまた、間違えた全ての問題文を書き、漢字を書きました。

 

毎回問題を書かなくていいということは、今の私は当たり前にわかるのですが、当時の私はやり方が分からず、7時過ぎに授業は終わっていたのに、ペナルティで居残りしていた15人ほどの他の生徒が1人帰り、また1人帰り、9時になると教室には私1人になりました。

独りぼっちの教室で、泣きながら漢字を書き続けました。

 

帰りが遅い私を心配し、母が迎えに来てくれたので、先生も教室を見に来ました。

そして私のやり方をみて、

「間違えた漢字だけを10回ずつ書けばいいんです。問題は書かなくていいんですよ」とさらりと言いました。

「それならもっと早く教えてよ‼
そしたら9時には家に帰れてたのに!
最後一人教室に残されることもなかったのに」

と思いました。

 

誰もが当たり前にわかっていることを私は理解できていなくて、誰にも聞けず、ただ目の前にあるやらないといけなかったペナルティを不安な気持ちのまま、ずっとやり続けていました。

しなくてもいい無駄な時間のために、私は「これでいいの?」「もういやだ。」という不安や不満を抱えつつも、早く終わらせて帰らないと。と一生懸命になっていました。

 

そこで気づいたことがあります。

それは、安心できる存在が近くにいてほしかったということです。

これでいいのかわからない、不安がある状態で、それをやり続けるとか恐怖を取り除いてくれる、話しやすい相談できる人が一人でもそばにいてほしかったです。




そんな気持ちを持ったまま20年以上が経ち、私はヨガのインストラクターとして起業しました。

しかし夫が「そろそろヨガ辞めて正社員に戻って!」と眉間にしわを寄せて言ってきたのです。

私はこのヨガのお仕事で食べていきたかったけど、レッスンは月に数回。

そして価格も安く、売上は全然上がず、夫に辞めろと言われても仕方がありませんでした。

 

日々悔しい思いをしている中で、知人が通っていた起業塾に行きました。

そこで塾の先生、吉田淑恵さんに

「さゆみちゃんは経理でしょ!」
と背中を押してもらい、10年以上やっていた、大好きな経理の仕事を始めました。

経理のヘルプデスクとして、起業3年未満の女性個人事業主さんに帳簿付けを教えることになりました。

長年やってきた経理と塾の先生を活かし、帳簿付けを教え始め、徐々に生徒さんは増え、
始めは難しい顔をされていた方も、笑顔になりました。

そして理解した瞬間に、光がパァッと輝くのがみえるようになりました。

もう楽しくて仕方がありません。

そしてこの経理のお仕事を始めてから、夫にも応援されるようになりました。

 

そんな中で、試練が訪れます。

お客様で、起業7年目のヨガインストラクターさんが来られました。

今まで6年間、自分なりに訳が分からないまま、帳簿付けをされてきたそうです。

起業初期の方の場合、一から順を追って経理作業を教えていましたが、その方は

疑問点が多すぎて、私が教えたいところを教える前に、たくさんの質問を用意してこられ、それを一つずつ解消していく、というイレギュラーなレッスンをしていました。

全6回レッスンのちょうど中盤、3回目のレッスンの後、

「もう訳がわからないので、私には無理だと思います」
「もう辞めます!」と言われました。

「私の教え方が下手くそなのかな?」とかたくさん悩みました

経理の先生としても自信がなくなりました

 

しかし他の生徒さんからの
「わかりやすい」「聞きやすい」「寄り添ってもらえて安心です」
という優しいお言葉のおかげで、

徐々に自信を取り戻すことができました。

しかし、悩みすぎている方への対応を考えたときに、今のスクールのやり方だと対応できないということが分かりました。

どんな方でも、分からない部分だけを教えるのではなく、

一から順を追って、基礎から丁寧に教えていくことを決めました。

 

お客様の人数が増えるに連れ、自分に余裕がなくなり、タスクは増え、イライラすることが多くなっていきました。

家族に怒ったり、言い返したり。そして一人で怒って、なんであんなに怒ってしまったんだろうと悲しくなることもありました。

 

そんな中、起業仲間のたっちゃんこと和田龍正さんのコーチングでヒーリングコードを受講しました。そこで今まで抑えられなかった怒りの感情を言語化することで、過去の自分と向き合うことができました。

過去と向き合うのは辛く、苦しい時もありましたが、何度も繰り返すことで癒されて、解放された気持ちになりました。

今は過去の辛い出来事を感じさせていた父に対し、怒りの感情ではなく、感謝の気持ちでいっぱいです。



そして私は、人から求められたときに、

私自身がいつでもその方の安心できる存在となり、
一歩前に進むためのサポートをしたいと想うようになりました。




私のビジョンは、

誰もが安心の土台の上で

自信を持った迷いのない

行動ができる世界を作ることです。

 

ビジョンを持ったことで、

今まで何となく「こんなことがしたいな」と思っていたものが視覚化され、

ビジョンを実現するために、今私はこれをしたい!と強く思い、行動することができるようになりました。



イライラすることが減り、笑顔が増えました。そして楽しく過ごすことができています。

今まで家ではゲームばかりで私が話しかけてもほとんど返事もしてくれなかった夫が、楽しそうに笑い、面白いと思ったことを笑顔で楽しそうに話してくれます。



家庭にも私の味方応援してくれる人ができました。

一日の始まりと終わりを一緒に過ごす大切な家族の笑顔や優しい声、そんな気持ちに囲まれて過ごし、家庭が心休まる居心地の良い空間になり、共に過ごす大切な人にやさしい気持ちで接してほしい。

 

一人一人が優しい気持ちになって、家族だけでなく、関わる全ての人に同じ気持ちで接してほしい。

私はあなたの味方です。

「私のところに来たらもう大丈夫!」です。

安心の土台の上で、自分の本業に専念し、ビジョンに向かって進んでいってほしいです。

 

私はお金の管理やビジョンの策定という面で、一歩前に進むためのサポートをしたいです。

 

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