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「お母さんみたいになりたい」

女の子なら、そう思う人も多いと思います。

私も、そう思って生きてきました。

 

私の家には父方の祖母が

一緒に住んでいました。

 

祖母は体が弱く、何もしない人でした。

そのことを私は

「おばあちゃんは、いつも怠けている」

と思っていました。

 

 

逆に母はやり手で、

何でもテキパキとこなす人でした。

 

私は「おばあちゃんみたいになりたくない」「お母さんみたいになるんだ」

無意識に思うようになりました。

 

でも、私の容姿が父方に似ていて

弟が母方に似ていたため

 

「あんたはおばあちゃんに似ている」

と言われて育ちました。

 

「お母さんに似ていない」

これはお母さんみたいになりたい私にとって、とてもショックな言葉で

「私はおばあちゃんに

似ているからダメなんだ」

と思うようになりました。

 

さらに、私の心を複雑にしていた物は

長女気質でした

 

長女気質と検索すると

 人に頼る事が苦手、世話好き

 完全主義で細かい所が気になる

 自分に対しての評価が厳しい

 プライドが高く頑固な一面がある

 周りの目を気にしてしまう

 甘えるのが苦手、『大丈夫』が口癖

 

など、たくさんの言葉が出てきます。

 

私も両親にとって待ちに待った初めての子で

大人たちの期待を一身に背負って育ったので 長女気質そのままの性格でした。

 

母に甘えたいのに甘えられない、

頼み事をしたいのにどうしたら良いか

分からない

 

それなのに母からは

「あんたは甘えないから可愛くない」とか

「素直に頼れば良いのに頼らないから

可愛くない」と言われてしまい、

すぐに頼れる弟をいつも

うらやましく思い

甘えられない自分に×を付けていました

 

愛情いっぱいに育ててくれる両親に、

不満をもってはいけない

でも、弟にコンプレックスを持ち、

どこかで「お母さんは、自分に似ている

弟の方が可愛い」という思いがあり

いつも満たされない気持でした

学校でも長女気質を発揮していて

プライドが高く気難しい私は、

友達を作るのが苦手で、

いじめられることもありました。

 

友達が出来ない自分はダメだと思う一方

私と仲良くしないなんて、

いつか見返してやる!

 

という思いがあり、

なぜか、私はこのままじゃ終わらない。 すごい人になってやる!

 

という根拠のない自信もありました。


幼少期の思いは、まだ消化されておらず

これからICCの講座で

癒やしていくところです。

 

そんな私ですが、

主人と出会い結婚し、

長女が生まれました。

 

長女を通して出会ったママ友とは、とても仲良くなり、子育ては順調でした。

 

子供も可愛く、子育ては天職だ!と思うほどで

楽しく子育てをしていました。

長女が五ヶ月になった頃、

母が心筋梗塞で亡くなりました。


突然の出来事で意味が分かりませんでした。

私にとって絶対的だった母の死。

毎日泣いて暮らしました。

そんな中、少し落ち着くと、どこか解放されたような気持ちになりました。

 

厳しい母の縛りから解放されたのです。

 

私はいつも、

厳しかった母の目を気にして

生活していたのです。

 


加えて主人の存在が私の気難しさを

和らげて生きやすくしてくれました。

 

優しく、穏やかで、何かを話すとき、裏に何も持っていない主人との生活は心から安心できる物でした。

 

人の目を気にしたり、裏を読んで考えすぎたりしなくても、思ったままのことを自然に言える環境は、とても安心で安全でポジティブで、そこにいるだけで、私も穏やかに変わることが出来ました。

 

 

母の死から5年が経ち、

次女と3女にも恵まれ、幸せを取り戻した頃

今度は主人に癌が見つかりました。

 

最初は「なんで私ばかり、こんなに辛いことが」とか「死んじゃうのかな?」とか

マイナスのことしか浮かばず悩みました。

 

でも、手術の日程が決まると、それに向かっていくしかありませんでした。

とにかく毎日を必死で乗り切るしかない。

 

手術を終え、もう大丈夫!

と思いましたが度重なる再発。

最後は複数の箇所で再発したため

抗がん剤で出来るかぎり抑える事になりました。

 


そこから亡くなるまでの

長い闘病生活が始まります。


発病から9年間の闘病生活。

 

闘病生活と言っても抗がん剤は飲み薬で大した副作用も無く、主人は仕事を続け、私たちは普通の生活を送ることが出来ました。

 

9年間の闘病生活と聞くと、

 

すごく辛い生活なのでは?

 

と思いませんか?

 

でも、私たちの9年は明るく、楽しく

笑顔が溢れ、とても幸せで大切な時間でした。

 

主人は明るく前向きで、病院への通院はかけがえのない2人の時間でしたし、子供たちとも沢山の思い出を作る事が出来ました。

 


病気があったからこそ、

夫婦がお互いに思いやり、

家族の時間を大切にし、

病気があったからこその

優しい、幸せな時間が流れていました

 


闘病生活の中で友達からもらった大切な言葉を紹介します。

「一秒でも多く笑おう!」

という言葉です。

 

大切な人との時間が残り少ないと知ったとき、

辛い顔をして過ごすのはもったいない!

笑っていたい!

と当時の私は思ったのです。


その言葉どおり、笑顔いっぱいで

最後まで人生を楽しみ尽くして

主人は旅立っていきました。

 

主人が亡くなった後、早い段階で子供たちとの楽しい生活は取り戻していきました

楽しい日々なのに、なぜか私は

だんだんやる気をなくし

最低限の家事をし、残りの時間はスマホを眺めて過ごすようになっていきました。


ただ、日々の生活に満足感がないわけでもなく幸せだと思って暮らしていました。


主人が亡くなって3年がたった頃

LMCに出会いました

初めてのコーチングで

心の支えとなる大切な人をなくし、ひとりぼっちになってしまったんだと気づきました

 

2度目のコーチングでは  

 

何もしたくないくらい、人生に疲れてしまっていると分かりましました。

 


その頃の私には、漠然とした将来への不安があり、コーチングを受けたことで、何か人生の軸になる物を見つけたいと思うようになりました。

 

そして、ライフミッションを見つける講座、

トゥインクルスター養成講座

の存在を知り、受講することに決めました。

 


講座を受講するなかで、自分が気付かないうちに頑張りすぎてしまう癖があることや、その気付いていない頑張りのせいで、人生に疲れ果てていた事に改めて気付きました。

 

さらにライフミッションストーリーをブラッシュアップしていくことで、自分の奥底に閉じ込めていた深い悲しみや、寂しさを掘り出しました。


母に対しての、お母さんと一緒に子供を連れて買い物している人がうらやましかったこと、

子育てをもっと助けて欲しかったこと、自分の小さい頃の話も聞きたかったし、

何より主人が病気になってからの辛い気持を聞いて欲しかったこと、助けて欲しかったこと。


主人に対しての、一緒に年をとっていきたかったこと、子供の成長を一緒に見守りたかったこと、

子育てを助けて欲しかったこと、ただただ一緒にいたかったこと。

一緒にいてくれるだけで良かった。

とにかく寂しいということ。


誰にも言えなかった言葉を吐き出した事で、

止まっていた私の時間は動き出しました。

 

でもまだ足りない

誰にも頼れなくて1人で子育てをしないといけない

現実的に大変だし寂しい気持はどうやって癒やすのか?

解決方法がないのではないのだろうか?

と思っていました

 


そんなある日、ホリカフェに参加し、心安全ポジティブな場で自己開示をし、他の参加者さんの気付きを聞いて自分を見つめ直したことで気付きを得ました。

 

沢山の人に支えられて生きてきたのに

私自身が壁を作って

誰にも頼れなかった、

自分が頼ろうとしていなかった

という気付きです。

その事に気付いたことで、

私の心は感謝で溢れました。

両親に愛情をもらい、沢山の人に愛されて生きてきた!

 


愛と感謝に包まれました

 


これからは、自分がもらってきた愛を返していきたい!

自分のように心の奥に何か分からないモヤモヤを閉じ込めている人の心を癒やしたい!

という思いが強くなりました。


私のビジョンは

自分軸を見つけ、ありのままで人生を楽しめる人を増やす。

~しなければならないにとらわれ

生きるのが窮屈な人を癒やすこと。

そのためのライフミッションとして

安心安全ポジティブな場を作り、癒やしの空気で包み、ホッと息を抜ける場を提供していきたい!

という思いを胸にLMC協会の認定講師として活動しています。

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