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はじめまして。

風井 麻希(かざい まき)です。

 

幼少期から繊細で感受性の強かった私はいつも「生きづらさ」を抱えていました。

そんな自分を好きになれず、誰かからの評価を得ないと自分を肯定できない。

 

そんな日々が学生時代はもちろん、社会人になっても続きました。

会社でも、親としても・・

「一人でちゃんとやらなきゃ」「できる自分でいなきゃ」に囚われていた日々は続きました。

 

そんな私が、自分と向き合い、「自分の想い」に気付いていくことで「今の私のままでいい!このままの私で軽やかに生きていく!」そう思えるようにまでになっています。

そんな私の幼少期からのストーリーです。

是非お読みくださいね!

 

 

自分の繊細さに打ちのめされた子供時代

自営業の家に生まれました。地元では、「あのうちの子」と言えばすぐわかるような家でした。

父も母も忙しく、家族旅行をしたことがありません。

保育園が嫌いで、給食が食べられず怒られたことが一番古い記憶です。

小さい頃から繊細で感受性の強かった私は、いつも泣いてばかりいるような子でした。

「皆みたいにならなくちゃ。」

友人といても、顔色を伺いながら、正解を探していて、皆の輪にうまく馴染めないのです。

そんな私を守ってくれたのは父でした。厳しい父でしたが、甘えて守られて生きてきたのです。

 

しかし、そんな父も、私が高1の春に亡くなりました。

どんな時も守ってくれた父が弱っていく、現実とは受け止められず、私は「つらい」「悲しい」という感情すらわきませんでした。

でも、外ではいつも明るく、何事もないようにふるまっていました。

しかし、この内側と外側のアンバランスさに、私自身が苦しくなり、どんどん自分を見失っていきました。


どこまでも弱い自分に直面化し、そんな自分に打ちのめされ、自分を好きになれない学生生活を送っていったのです。

 

「育児と仕事の両立」それは思い通りにいかないことの連続だった

しかし、そんな状態から私を救ってくれたのは「仕事」でした。

新卒で大手の企業に入り、11年勤務しました。

私は仕事が好きです。

自信がもてる。弱い私はもういない。
この会社で何かを成し遂げたいと思ってがむしゃらに頑張っていました。

そして、結婚し、子供が生まれてからも、そのスタンスは変わりません。

育児と仕事の両立。

それは、想像以上の厳しさでした。
仕事を頑張りたいのに・・思い通りにはいかないことばかり。


毎朝、子供の体温を「熱がありませんように」と祈るように測る日々。
「出社できるのか」そんなことに神経をすり減らすことになるとは思っていませんでした。

 

転勤族ということもあり、身内も近くにおらず簡単に子供を預けられる環境にもありませんでした。

それよりも、私にとって「人に頼る」ということは、ストレスでしかありません。

頼ること。それは弱い自分に戻ることだと思っていました。

それでも、子供が生まれる前と同じように仕事がしたい。
子供が生まれたから「できない人」になることが怖かった。

 

母親として、1人の命を抱えて仕事をすること。
家でも仕事でも気を張っている毎日。

どんどん心に余裕がなくなっていきました。
この時の私は、子供に笑顔を向けられたことがあったのか・・よく思い出せません。

そんな中、夫の転勤がきまりました。

私は仕事を続ける選択をして、娘と私の単身赴任生活がはじまりました。

しばらくすると二人目の子を妊娠。
つわりがひどく会社も長い間休んでしまいました。

妊娠中とはいえ、仕事も家事も育児もまともにできない自分・・
誰にも頼れない。頼る人がいない。頼り方がわからない・・

その時、ふと私の中で何かが切れてしまったのです。

「これ以上は無理だ。」

このままだと、いつか自分が壊れてしまう。
でも、私の中に生まれたそんな弱い自分に、この時も蓋をしました。


そんな気持ちはなかったことにして「やりたいことをやりたい」というもっともらしい理由をつけて退職をしました。


会社を辞めた自分はこんなもんか・・・ちっぽけな自分に情けなくなる日々

退職後、夫の転勤先に引っ越し、第2子を出産しました。
それでも「働きたい」という気持ちがなくなることはありませんでした。

そして、この時なんとなく「起業」という働き方に興味を持ち始めました。

それから、「国家資格キャリアコンサルタント」の資格を取得し
”資格を活かして起業”と考え、起業塾に入ります。

が・・・全くついていけず挫折・・・

この時の私は、自分の事業はおろか、自分のことすら語ることができなかったのです。

 

 

そして生まれたのは、退職への後悔・・・

「もっと会社で頑張らなきゃいかなかったのか・・もっと専門性を磨いておかなきゃいけなかったのか・・もっとあの役職までやっとかなきゃいけなかったのか・・」

「辞めちゃった私はこんなもんか・・」と自分がちっぽけに思えました。

私には起業なんて無理だったんだと、再び会社でパート勤務をはじめました。

 

とにかく自信を取り戻したい。
顔を出した弱い自分を打ち消すように、前に進み続けました。


弱い私も、繊細な私も・・全部私。自分も受け入れて生きていく

しかし、そんな自分の気持ちに蓋をして、弱さをひた隠しにする日々をすごす内に、ついに体調を崩してしまいました。

会社で大きなイベントの予定があり、講師として登壇予定だったにも関わらず、出社できなくなってしまったのです。

「こんな風になってしまった。私はなんて弱い人間なんだ。」

私はすべてのことに自信を失ってしまいました。
ガラガラと自分の足元が崩れる感覚がありました。


そんな日々の中で気付いたことがあります。

前に進みたい。
だけど、このままでは同じことを繰り返すんじゃないだろうか・・
でも、この状態を抜け出す方法がわからない・・・

 

そんな時、LMC協会に出会いました。

そして、私に必要だったことに気付いたのです。

それは、私が私と真剣に向き合うこと。
他の誰でもない、「自分の想い」に気付いていくことでした。


受講させていただいた講座や、出会った講師・仲間は皆温かく、私の全てを開示しても、誰もが受け止めてくれる場所でした。

私は、弱い自分が嫌いでした。


しかし、講座を通じて、自分と向き合う中で、自分が決して弱いばかりではなかったこと、どんな時も頑張ってきたことに気付くことができました。
「頑張ってきたよね」そう自分に声をかけたとき、涙が止まらなかったです。

弱い自分も、繊細な自分も・・全部私。
私はそれを受け入れて生きていく。

そう思えるようになりました。


自分の想いに気付いて行動していくことで、現状を変えることができた

そして、今やっと、「起業」という道を再スタートさせることができています。

気付けば、会社を退職してから5年の月日が経っていました。

しかし、5年前とは全く違う今があります。

「私は私のままでいい。私のままで未来に進んでいく」そう思えます。
もう誰かの目を気にすることも、誰かのようになりたいという気持ちもありません。

 

そんな風に、私はこの私のままで自分を引き受けて生きていくと思えたときから、私を取り巻く人たち、家族との関係もより良いものになっています。

私は沢山の人に支えられて、愛されて生きてきたことに気が付くことできました。

 

私自身の性格が激変したわけでも、特性がかわったわけでもないのです。

ただ、私自身が、これまで暗闇のように思えていた過去にも経験にも、光を当てて捉えることができるようになったということ。


これまでの全てが無駄ではなかった。この私だから出来ることがあると思えるのです。

 

「本当は自分がどうしたいのか」


自分に問いかけながら、今を生きること。

その一歩一歩の繰り返しで、気づいたら現状が少しずつ変わっていきました。

今、起業という道においても、5年動けなかったのがウソのように、前に進んでいます。

今の私は、かつては弱みと思っていた繊細さや感受性の強さを強みに変えて、自分の「感性」を活かして、自分らしい生き方を見つけました。

日々が軽やかになりました。

 

そんな自分を悪くないな。いや結構好きだなと思えるようになりました。

 

そんな私の使命は
『今の自分のままで、自分を信じて、
 未来に「あはは」と笑いながや進める人を増やしたい。』

私でもできたから、大丈夫。


皆さんできるんです。

そう思います。

 

 

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