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拗らせ解消、一歩踏み出せばあとはなんとか進むもの。(拗らせエピソード⑥)

Category : 体験レポート, リアル日記・1Day開講までの道のり  Date : 2021年07月24日

こんにちわ。LMC協会ライフミッションサポーターの中島春香です。
 
 
 
拗らせエピソード⑥前回の続きです。
 
 
何年も挨拶をしなかった妻からの「行ってらっしゃい」その時の旦那様の反応は?
 
 
反応は…ありませんでした🥲
いや、旦那様は反応したつもりだったのかなぁ。
 
こっちを振り返りもせず、微かに頷いたように見えたけど…
 
本当に本当に勇気を振り絞って言ったのに、それはないでしょって。
旦那さんが出て行った後泣けて泣けて。
 
その日は、旦那さんが帰ってきてもずっと顔がこわばっていました。
 
 
そして次の日…次の日も声を振り絞るように「行ってらっしゃい。」
 
今、思い返してもこの時の私、頑張った。
相変わらず旦那さんは頷いただけ…
 
ただ昨日と違ったのは、私の目から涙が溢れたこと。
自分の気持ちを伝えられたこと。
 
「私は歩み寄りたくて、せめて挨拶でもって思ったのに…。なんにも言ってくれないのは辛い。こんなんだったら、もう一緒にいない方がいいと思う。」
 
それを聞いても「行ってきます」とも言わずに出ていく旦那様。
ただ、その日は頭をそっと撫でて出ていきました。
 
どんだけ話したくないんだって話ですが…。
 
そしてその夜、帰ってきた旦那さんが、黙って私に渡したものは…ケーキ。
 
きっと「ごめんね」の代わりだったのかなぁ。
 
ちなみに今でも、旦那さんは喧嘩した時に「ごめんね」と書いたケーキを買ってきます。
もしくは私の好きな酎ハイかハーゲンダッツのアイス。
誕生日は「おめでとう」と書いたケーキです(笑)
 
ケーキの次の日から、小さい小さい声ですが「行ってきます」と答えてくれるようになった旦那様。
 
私も台所に立ちながら、目をそらしながら、こわーい顔で「行ってらっしゃい」ではなくちゃんと顔を見て「行ってらっしゃい」毎日言うようになりました。
 
それから夫婦の会話も増え、時には玄関でハグしてくれる旦那様。
 
あれから5年。
 
今では私が忘れていても旦那さんがちゃんと「行ってらっしゃい」と出ていきます。
 
 
この出来事は本当に本当に小さな一歩。でもその一歩が次の一歩を連れてきてくれる。
 
 
ほんの小さな一歩が未来を変える、そんなこともあります。
 
長い間パートナーシップに悩めば悩んでいるほど、歩み寄りの一歩って本当に勇気がいると思います。
 
でも、もし、もう一度ちゃんと向き合ってみようと思うのならほんの小さな一歩でもいいので踏み出してみてくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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