悪いところ探しをするってどう思いますか？

先月から今月にかけて、

教室の保護者面談ラッシュでした。

我が子を想うママさんとお話しする大事な時間です。

 

 

ママさん達のお悩みもそれぞれですね。

で、そんな面談でお話し中にあるお母さんから聞いたお話しです。

 

学校のクラスで、

生徒の悪いところ探しをするんです。

先生いわく、

みんなで悪いところを見つけて、

どうやったら、その子がよくなるか考える…と。

 

 

マジか⁉️

 

 

この「良いところを伸ばしましょう」「いいところを見つけましょう」のご時世に、信じがたいですけれど。

学校の先生の意図はわかりませんが、

子どもたちにとって、いい取り組みとは思えない。

 

 

そのお母さんもお怒りで、

〇〇くんがこんなことしてました。

こうしたほうがいいと思います(ドヤ顔)

みたいになってるのもイヤだし、

イジメに繋がってもイヤだし、

うちの子にはやらせないで…と言いました。

とおっしゃってました。

 

そうですよね。

悪いところ探しなんて、やらせたくないですよね。

 

 

でも、ちょっと待ってください。

このように、他人がする悪いところ探しには

憤りを感じてらっしゃるが、

実は、ママさん同じことをされてるよ

と言いたい。

 

 

面談で、ママさんたちのほとんどは

アレができない

コレができない

ソレもできない

って言われます。

(結構どーでもいいことがある)

 

 

やはり多いお悩みは

〇〇ができないのですが…

的なものです。

これって

悪いところ探しでしかないですよね。

学校のクラスでは

やって欲しくない取り組みだというならば、

家庭でそれをやっちゃってるのはいいんかい⁉️

ってなりますよね。

 

 

できてないことが気になる

ママさんの気持ちはわかりますが、

正直、

ママさんは完璧にできてたの？

って言いたくなりますね（笑）

 

 

自分のことを棚にあげて、

子どもに求めすぎです。

 

特にまだ幼児さんや低学年なんか

この世に生をうけて5〜7年です。

アレもコレもソレもできて欲しいというには

無理がある…ことに気づいて。

(とはいえ、子どもってこちらが驚くほどできるのも事実。可能性のカタマリ。私の教室では詰め込まずに詰め込んでます（笑）)

 

 

結果や成果だけでなく、

成長をみてあげてくださいね。

(ご自分も含む)